カバノキ科クマシデ属
漢字:犬四手
名前の由来:
「イヌ」は、クマシデやアカシデよりも特徴がない説、
花序の様子を子犬に見立てた説あり。
「シデ」は、果穂が、神前に供えたり飾ったりする玉串や注連縄(しめなわ)などに付ける白い布や紙の「四手」に似ている。
樹形:落葉高木
葉:互生
花:雌雄同株、雄花 褐黄色、雌花 淡緑色
花期:4~5月
果実:堅果が集まった複合果
果期:10月頃
備考:
<シデ類の葉と果穂の違い>
側脈 | 葉脚 | 葉形 | 葉身 | 果穂 | |
アカシデ | 7~15対 | 広い楔形 | 長卵形 | 6cm前後 | 細長い |
イヌシデ | 12~15対 | 広い楔形 | 卵形 | 4~8cm | 短い |
クマシデ | 20~24対 | 浅心形 | 長楕円形 | 6~11cm | 太い |
サワシバ | 15~23対 | 心形 | 倒卵形 | 4~14cm | 太い |