ブナ科コナラ属
漢字:小楢
名前の由来:
「コ(小)」は、ミズナラの別名「オオナラ」に対して「小さい葉の楢」。
「ナラ(楢)」は諸説あり。
樹形:落葉高木
葉:互生
花:雌雄同株
花期:4月下旬
果実:堅果
果期:秋
備考:
クヌギとともに、シイタケ栽培の原木に用いた。
ミズナラの仲間は、アカシジミなどシジミチョウ類の食餌木。また、樹液はクヌギに次いで昆虫類が好む。
<ラマスシュート(土用芽)>
頂芽が休眠芽となって越冬せずに、同じ年のうちに再び伸びはじめる枝の二度伸び現象。コナラやクヌギなどのコナラ属で顕著。
<ミズナラとの違い>
ミズナラは葉柄がほとんどなし、コナラは1cm程度あり。
ミズナラの樹皮は割れ目の縁が薄くめくれたようになる、コナラは固く密着している。