トベラ科トベラ属
漢字:扉
名前の由来:扉の木から転訛(扉については備考の”焼嗅がし”参照)。
樹形:常緑低木
葉:互生、枝先に輪生状につく
花:雌雄異株、集散花序、白色→淡黄色
花期:4~6月
果実:蒴果、灰褐色、粘りのある種子は赤色
果期:10~1月
備考:
葉を揉んだり、枝を折ると青臭い独特の匂いあり。燃やすと臭気が強くなる。
<海岸植物>
潮風に強く、植え込みや生け垣などに利用される。
クチクラ層を発達させ、水分の蒸発を防いだり、強い日光を跳ね返すとともに、塩分や砂を付着しにくくしている。
海岸の環境で風がきても、葉裏の気孔からの蒸散を防ぐために、葉の縁が葉裏を隠すように丸まっている。
<焼嗅(やいか)がし(柊鰯(ひいらぎいわし))>
ヒイラギの備考参照。