サカキ科ヒサカキ属
漢字:姫榊
名前の由来:
サカキに比べて葉などが小さいため「姫榊」と言っていたものがヒサカキに転訛した説、
サカキに似ているが異なる「非サカキ」など諸説あり。
樹形:常緑小高木
葉:互生
花:雌雄異株、白色
花期:3~4月
果実:液果、紫黒色
果期:10~11月
備考:
花は、ハエに送粉してもらうため、ハエの好むアンモニアを含む匂い(都市ガス、たくあん漬け、塩ラーメン)あり。
サカキの代用として神事に、シキミの代用として仏事に利用される。
昔は、木灰を草木染めに用いた。
実を潰すとインクのような果汁が出る。
ツバキ同様、花弁の基部は合着し、花弁は散らずに抜け落ちる。