ウコギ科タラノキ属
漢字:楤木
名前の由来:朝鮮語に由来する説あり。
樹形:落葉低木
葉:互生、2回奇数羽状複葉
花:雌雄同株(枝の上部の花序に両性花、下方の花序に雄花が多い)、複散形花序、淡緑白色
花期:8~9月上旬
果実:液果、黒色
果期:9~10月
備考:
刺のある真っ直ぐな幹に、直接葉がついた樹形で、刺が多い(葉柄、葉軸、小葉軸、小葉の表裏に刺あり)。
新芽は山菜になる。最初に出る芽を採っても枯れることはないが、二番目あるいは三番目に出る芽を採ると枯れることがある(三番目採取で6~7割が枯死)。
葉軸基部に接する所の小葉は1枚しかない。
樹皮や根皮は、糖尿や腎臓、胃腸病に用いられる。