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アオダモ Fraxinus lanuginosa

モクセイ科トネリコ属
漢字:青梻
別名:コバノトネリコ、アオタゴ
名前の由来:
「アオ」
トネリコ属の樹皮には蛍光物質を含み、枝を切って水に浸して暗い場所で紫外線を当てると青く蛍光する。殺菌性の強いクマリン配糖体のエスクリン等が水に溶け出し、青(藍)色の蛍光を発行するため。
「タモ」「タゴ」
水田の畦の稲架木(はさぎ)として植えていたため「田面(たも)」由来説、
材の粘りが強くて大きくたわむ「たわむ木」から転訛説など諸説あり。
「コバノトネリコ」のトネリコについては、シマトネリコの名前の由来参照。
樹形:落葉高木/小高木
葉:対生、奇数羽状複葉、低鋸歯、短小葉柄
花:雄性両性異株、円錐花序、白色、虫/風媒花
花期:4~6月
果実:翼果、風散布
果期:10月頃
備考:[2-3346][2284][3-244P][676P][下297][2-88P]
アオダモ類の材は縦に割りやすく、粘りがあり狂いも少ないため、公式用の野球のバットに用いた。他、床柱や木槌等の器具材や薪(生でもよく燃える)に用いた。
樹皮は生薬の「秦皮(しんぴ)」と呼ばれ、下痢止め、解熱、洗眼剤に用いた。

アオダモ
20220613_高山・市民の森
アオダモ
20220613_高山・市民の森
アオダモ
20220613_高山・市民の森
アオダモ
20220613_高山・市民の森
アオダモ
20220613_高山・市民の森
アオダモ
20220613_高山・市民の森
アオダモ
20240428_高山・市民の森
アオダモ
20240428_高山・市民の森
アオダモ
20250309_高山・市民の森
アオダモ
20250309_高山・市民の森
アオダモ
20250427_高山・市民の森
アオダモ
20250427_高山・市民の森