ミカン科サンショウ属
漢字:烏山椒
名前の由来:
役に立たない大型のサンショウ説、
種子をカラスが食べる説あり。
樹形:落葉高木
葉:互生、奇数羽状複葉
花:雌雄異株、散房花序、緑白色
花期:7~8月
果実:蒴果(3個の分果)、灰褐色、種子は黒色
果期:11~1月
備考:
山火事跡や崩壊地などの裸地に最も早く侵入する先駆樹種(パイオニアツリー)。
<先駆樹種(パイオニアツリー)><シードバンク(埋土種子)>については、アカメガシワの備考参照。
枝や幹にあるトゲは成長とともに無くなり、イボ状突起だけが残る。
若芽は天ぷらとして食べられた。
果皮はミカン科特有の香り成分があるため、「香袋(かおりぶくろ)」の材料に利用された。