モクセイ科モクセイ属
漢字:柊
名前の由来:
とげが刺さるとヒリヒリ痛む「疼(ひい)らぐ」という古語に由来。
漢字「柊」は、冬に花が咲くため。
樹形:常緑小高木
葉:対生
花:雌性両性異株、白色、芳香あり
花期:11~12月
果実:核果、黒紫色
果期:翌年の6~7月
備考:
鋭いとげによって邪気を祓う木と考えられ、庭に植える習慣あり。
材は緻密で堅く、印鑑や将棋の駒などに用いた。
<先祖返り、隔世遺伝>
若木の葉は鋭い鋸歯があるが、老木では全縁になる。幼木の時期は樹高が低く、草食動物などに食べられる危険性が高いためとげで武装し、成長して樹高が高くなるととげの必要性がなくなるからと考えられる(とげを作るのにもコストがかかる)。
<焼嗅(やいか)がし(柊鰯(ひいらぎいわし))>
二月の節分に、ヒイラギやトベラの小枝に焼いたイワシの頭をさして戸口に立て、魔除けにする厄除けの習慣あり。ヒイラギやトベラの生葉を火にくべると葉が膨らんでパチパチと音を立てて弾けながら燃えることがあり、この音が鬼おどしの意味があるとも言われている。