【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

シラビソ Abies veitchii

マツ科モミ属
漢字:白檜曽
名前の由来:
「シラ(白)」は、材や樹皮が白い。
「ビソ(檜曽)」は、ヒノキの細材を意味する古語ヒソ(檜楚)に由来している説あり。
樹形:常緑高木
花:雌雄同株、雌花は暗紅色
花期:5~6月
果実:球果
果期:10月頃
備考:
亜高山帯に生える。
<モミ属>
樹皮にはヤニ袋あり。破ると匂いの強いヤニが流れ出る。
ヤニ(樹脂)は、樹皮の傷口を塞いだり、虫や菌の侵入を防いでいる。
球果は直立し、種鱗が種子とともに散って、球果は軸を残して脱落する。
<トウヒ属との違い>
モミ属はトウヒ属に比べて葉枕が発達せず、葉の基部が膨らんで葉痕は丸くなる。
<オオシラビソの違い>
シラビソは若枝に灰色の細毛があるが、オオシラビソは赤褐色の軟毛。
葉の着き方がシラビソは枝の上の葉が立ち上がっているので上から見ると枝が見えるが、オオシラビソは枝の上の葉が張りつくように着くので枝が見えない。

シラビソ
20221013_しらびそ高原
シラビソ
20221013_しらびそ高原
シラビソ
20230817_宝永遊歩道
シラビソ
20230817_宝永遊歩道
シラビソ
20230817_宝永遊歩道