バラ科バラ属
漢字:野茨
名前の由来:トゲのことを「茨」といい、茎にトゲを持ち野に生える。
樹形:落葉低木
葉:互生、奇数羽状複葉
花:両性花、円錐花序、白色
花期:5~6月
果実:バラ状果、赤色
果期:9~11月
備考:
枝にはかぎ状に湾曲した鋭いトゲが対生する。
花には芳香あり。
托葉は葉柄の基部に合着し、羽状で、先端は細かく分かれ腺となっている。
赤い果実は、冬に落葉しても残って越冬する。ローズヒップと呼ばれ、食べられる。
果実を青みがかかったうちに採取して乾燥させたものを生薬の営実(えいじつ)と呼び、下剤、利尿薬に用いた。