【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

オオウラジロノキ Malus tschonoskii

バラ科リンゴ属
漢字:大裏白木
別名:オオズミ
名前の由来:
ナナカマド属のウラジロノキに葉や果実が似ており、果実が大きい。
「ウラジロノキ」は、葉裏に白い綿毛が密生している。
「オオズミ」は、果実がリンゴ属のズミの果実と似ており、ズミより果実が大きい。
樹形:落葉高木
葉:互生
花:両性花、散形花序、白色
花期:5月
果実:ナシ状果、黄緑色→淡紅色
果期:10月頃
備考:
果実は淡紅色に熟すとリンゴのような酸味があり食べられる。熟した果実を冬まで家の軒下に置くと、表面が黒く変色し、渋味がなくなって甘くなる。
材は重硬で割れにくいため、大型の槌や、斧・釜の柄、器具材などに用いた。
炭焼きでは良質の原木。
樹皮は水で煮出すと黄色染料が採れる。

オオウラジロノキ
20231016_県立森林公園
オオウラジロノキ
20231016_県立森林公園