バラ科リンゴ属
漢字:大裏白の木
別名:オオズミ
名前の由来:
ナナカマド属の「ウラジロノキ」に葉や果実が似ており、果実が大きい。
「ウラジロノキ(裏白の木)」は、ウラジロノキの名前の由来参照。
「オオズミ」は、果実がリンゴ属のズミの果実と似ており、ズミより果実が大きい。
樹形:落葉高木
葉:互生、山形の重鋸歯、裏や葉柄に白い綿毛を密生
花:両性花、散形花序、白色、虫媒花
花期:5月
果実:ナシ状果、球形(径2~3cm)、表面に褐色の皮目が多い、先端に萼片が残る、黄緑色→淡紅色、動物(主に哺乳類)散布
果期:10月頃
備考:[1-1708][1055][1-632][258P][上159][5-63P]
果実は淡紅色に熟すとリンゴのような酸味があり食べられる。熟した果実を冬まで家の軒下に置くと、表面が黒く変色し、渋味がなくなって甘くなる。
材は重硬で割れにくいため、大型の木槌や、斧・鍬の柄、器具材などに用いた。炭焼きでは良質の原木。
樹皮は水で煮出すと黄色染料が採れる。






