【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

シロツメクサ Trifolium repens

マメ科シャジクソウ属
漢字:白詰草
別名:クローバー
名前の由来:
「シロ(白)」は、花の色。
「ツメクサ(詰草)」は、江戸時代にオランダからガラス器を送ってきたとき、壊れないように乾燥した本種を詰め物にした。
葉:3小葉
花:白色
花期:5~8月
習性:多年草
備考:
ヨーロッパ原産。
<根粒菌>
根を引き抜くと、ところどころに丸い粒「根粒」がついている。根に「根粒菌」が寄生して生じたもの。根粒菌は、土に住む細菌の一種。
マメ科植物に寄生すると根粒をつくり、大気中の窒素ガスからアンモニアをつくる(窒素固定)ようになる。
根粒菌は、マメ科植物から炭水化物やビタミンをもらう。
植物は、根粒菌からアンモニアをもらってアミノ酸やタンパク質の原料にする。
マメ科植物は、根粒菌と「共生」することで、窒素不足から開放された結果、痩せた土地にも進出が可能になった。
マメ科と根粒菌の関係は、互いに利益を受ける「相利共生」。

シロツメクサ
20240410_吉田川
シロツメクサ
20240410_吉田川