【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

ホトケノザ Lamium amplexicaule

シソ科オドリコソウ属
漢字:仏の座
名前の由来:茎の上の方で対生する葉を仏様が座っている「蓮華座(れんげざ)」に見立て、その上に咲く花を仏様にたとえた。
葉:対生
花:唇形花、紅紫色
花期:3~6月
習性:2年草
備考:
春の七草のホトケノザは本種ではなく、コオニタビラコ。
<閉鎖花(咲かないつぼみ)>
花が咲かないつぼみの「閉鎖花」をつくる。
「閉鎖花」は、つぼみのままで種子をつける。
つぼみの形に閉じたままの花の中で、花粉管が葯の壁を貫き、直接雌しべの中にある胚珠に到達して受精する。
実を結ぶ確率はほぼ100%で、開放花に比べて桁違いに高い。
虫を誘うための美しい花びらや甘い蜜が必要ではないため、コストがかからない。「近親交配」なので、生まれてくる種子の性質は親に似通ったものになる。
環境の変化についていきにくく、病原菌にやられて全滅する危険性も高い。さらに子孫に遺伝的な弊害が生じる可能性あり。
<アリ散布>
ハコベの備考参照。

ホトケノザ
20240410_吉田川
ホトケノザ
20240410_吉田川
ホトケノザ
20240410_吉田川