【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

カタバミ Oxalis corniculata

カタバミ科カタバミ属
漢字:傍食/片喰/酢漿草
名前の由来:「就眠運動」により葉が閉じると片側が欠けたように見える。
葉:互生
花:黄色
花期:4~10月
果実:蒴果、熟すと5裂し、多数の種子を弾き飛ばす。
習性:多年草
備考:
葉や茎は「蓚酸」を含み、噛むと酸っぱい味がする。イタドリスイバ、ギシギシ、ルバーブも同様。山菜などに利用されるが、食べ過ぎると結石を引き起こす可能性あり。
昔は、葉を揉んだ汁で銅製の鏡や真鍮のドアノブを磨いた。10円玉を磨くとピカピカになる。
実は熟した時に触れると弾けて種子が勢いよく飛び出す。種子には粘液が着いていて人や動物に張り付いてさらに運ばれる。
<就眠運動>
夜になると、葉は傘をすぼめたように葉を閉じて垂れる(就眠運動)。葉をたたむことで夜間の放射冷却を防いで葉温を保つ説があるが、明確にはわかっていない。
他の例)
シロツメクサ(クローバー)は3枚の葉が立ち上がる。
ネムノキ、ニセアカシアは、葉を開閉する。
シソ、オナモミ、カラムシは、葉をだらんと垂らす。
ヨモギは、葉を立たす。

カタバミ
20240421_遊木の森
カタバミ
20240421_遊木の森
カタバミ
20240608_遊木の森
カタバミ
20240608_遊木の森