タデ科イヌタデ属
漢字:桜蓼
名前の由来:
「サクラ(桜)」は、花色が淡紅色で大きく開きサクラに似る。
「タデ(蓼)」は、イヌタデの名前の由来参照。
葉:互生
花:穂状花序、単花被花(花冠なし萼のみ)、淡紅色
花期:8~10月
果実:瘦果
習性:多年草
備考:
水辺や湿地に生える。
鞘状の托葉の縁には長い毛が並んで生えている。
<異型花柱性>
短花柱花と長花柱花の2型の花がある。
本種は、花柱3個、雄しべ8個。
自分を含む同形の花から受粉しても結実しない(自家不和合性)。
短花柱花:雌しべの長さが雄しべより短く、雄しべは花被から突き出る。
長花柱花:短花柱花の逆で雌しべは花被から突き出る。