【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

ミソハギ Lythrum anceps

ミソハギ科ミソハギ属
漢字:禊萩
名前の由来:花穂でお供え物に水をかける風習「禊萩(みそぎはぎ)」から転訛した説あり。禊ぎとは「水を注ぐ」という意味で、日本では神仏に仕えたり、精神を清めたりする場合の斎戒沐浴(さいかいもくよく)のこと。
葉:対生、基部は茎を抱かない
花:短い集散花序、紅紫色
花期:7~8月
果実:蒴果
習性:多年草
備考:
山野の湿地に生える。
地上部を花期に採取し、乾燥させたものは「千屈菜(せんくつさい)」と呼ばれ、下痢や胃腸炎などに用いる。
<エゾミソハギとの違い>
エゾミソハギは、茎や葉、花序に細毛を密生する。葉の基部が茎を抱く。
<異型花柱性>
短花柱花、中花柱花、長花柱花の3型の花がある。
自分を含む同型の花から受粉しても結実しない(自家不和合性)。
短花柱花:短雌しべ+長/中雄しべ
中花柱花:中雌しべ+長/短雄しべ
長花柱花:長雌しべ+中/短雄しべ

ミソハギ
20240911_箱根湿生花園
ミソハギ
20240911_箱根湿生花園
ミソハギ
20240911_箱根湿生花園
ミソハギ
20240911_箱根湿生花園