【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

サネカズラ kadsura japonica

マツブサ科サネカズラ属
漢字:実蔓/真蔓
別名:ビナンカズラ(美男蔓)
名前の由来:
サネは実を指し、実の美しい、あるいは実の目立つ蔓植物。
「ビナンカズラ(美男蔓)」は、樹皮を剥いで潰して水に浸すことで出てくる透明の粘液を、昔武士などが整髪用に利用した。
樹形:蔓性常緑木本、左巻き(ネジと同一方向として)
葉:互生
花:雌雄異株(雌雄同株もあり)、淡黄白色
花期:8月
果実:液果が集まった集合果(和菓子の鹿の子(かのこ)のような形)、赤色
果期:11月
備考:
形成層の外側に粘液を出す緑色のゼリー状の粘液のある組織が並んでいる。
赤く熟した果実を乾燥させたものは、生薬「南五味子(ナンゴミシ)」と呼び、煎じて滋養、強壮、鎮咳薬に用いる。

サネカズラ
20241015_遊木の森
サネカズラ
20241015_遊木の森
サネカズラ
20241015_遊木の森
サネカズラ
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