【注意】備忘録。誤りがある可能性あり。

アズキナシ

基本情報

  • 学名:Alniaria alnifolia
  • 科名・属名:バラ科 アズキナシ属
  • 漢字名:小豆梨
  • 別名:ハカリノメ(秤の目)

名前の由来

  • 果実がナシに似ていて、アズキのように小さい
  • 「ハカリノメ(秤の目)」は、紫黒色の若枝の白色の皮目を秤の目盛りに見立てた

生育地

  • 乾燥した尾根筋や斜面などの落葉樹林に多い

樹形

  • 落葉高木

樹皮

  • 灰黒褐色でざらざらする。若木では枝と同じように白い皮目が目立つ。老木になると縦に細長い浅い裂け目が入る

  • 側枝はほとんど短枝化している

  • 葉序:互生、短枝化した側枝に3個束生することが多い
  • 葉形:円形に近い卵形、葉身長5~10cm
  • 葉縁:浅い重鋸歯
  • 葉脈:直線的な側脈が表面で凹み裏面で隆起
  • 葉質:はじめ両面に軟毛が散生するが、のちに無毛
  • 葉柄:1~2cm

  • 花性:雌雄同株/同花
  • 花序:枝先に複散房花序、直径1~1.5cmの白い花を5~20個つける
  • 花被:花弁は円形で平開、雄しべ約20個、花柱は無毛で2個、萼片は長さ2~3mmの三角形で内側に綿毛あり
  • 開花期:5~6月
  • 送粉方法:虫媒

果実

  • 種類:ナシ状果(偽果)
  • :長さ8~10mmの楕円形、表面に白い皮目がまばらにある、頂部に萼片が脱落したまるい跡が残る
  • 成熟期:10~11月、赤色
  • 果肉:石細胞とタンニンが多く、じゃりじゃりしている

種子

  • :4個
  • :長さ6mmほどの半球形
  • 散布方法:動物(鳥)散布

冬芽

  • 鱗芽
  • 長卵形で先はとがる。頂芽は長さ4~6mm、側芽より大きい、芽鱗は5~6枚

葉痕

  • :三角形、葉柄の基部が残り隆起する
  • 維管束痕:3個

用途

  • :かたく重く、薪炭材に用いられたり、器具類や家具、櫛にも用いられる

特記事項


参考

  • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1709]
  • 新牧野日本植物圖鑑:[1061]
  • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-670P]
  • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[252P]
  • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上164]
  • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
  • 「読む」植物図鑑:[‐]

写真

アズキナシ
20240603_清泉寮周辺自然歩道
アズキナシ
20240603_清泉寮周辺自然歩道
アズキナシ
20240603_清泉寮周辺自然歩道
アズキナシ
20240719_富士山太郎坊周辺
アズキナシ
20240719_富士山太郎坊周辺
アズキナシ
20240719_富士山太郎坊周辺