基本情報
- 学名:Podocarpus macrophyllus
- 科名・属名:マキ科マキ属
- 漢字名:犬槇
- 別名:クサマキ/マキ
名前の由来
- かつてスギを「マキ(真木)」と呼んでおり、スギよりも木材として劣る説、「ホンマキ」の別名を持つコウヤマキよりも姿形が劣る説あり
生育地
- 海岸に近い山地。耐陰性が強い
樹形
- 常緑高木
樹皮
- 灰白色。細かく縦裂してはがれる
葉
- 葉序:らせん状に互生、枝先に集まってつく
- 葉形:広線形、葉身長4~15cm
- 葉脈:中央脈が両面に隆起して目立つ
- 葉質:先端はとがるが触れても痛くない
花
- 花性: 雌雄異株
- 花序:葉腋につく
- 雄花:長さ約3cmの円柱形、黄白色
- 雌花:長さ1cmほどの花床の上につく、ふくらんだ花床の上に鱗片が2個あり、そのうちの1個に青白い胚珠がつく
- 花被:無花被花(花冠と萼なし)
- 開花期:5~6月
- 送粉方法:風媒
果実
種子
- 形:直径約1cmのややいびつな緑白色の球形、基部には花床がつく。核果状で、緑色の皮(雌花の鱗片が肥大したもの)をむくと黄色の種子がでてくる
- 花床(花托):赤紫色に熟して肉質化した花床は、甘味があり食べられる
- 成熟期:10~12月
- 散布方法:動物(鳥)散布
冬芽
葉痕
用途
- 土質を選ばずよく生長し、移植も容易で、強い刈り込みに耐え、病虫害が少ないことから、生垣、防風垣だけでなく、庭木としても用いられる
- 材:水湿に強く、桶材に用いる。抗菌性(耐朽性)があり、シロアリに強いので、沖縄では建築材に用いる
特記事項
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[1-33]
- 新牧野日本植物圖鑑:[9]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-648P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[66P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上12]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[92P]
- 「読む」植物図鑑:[‐]







