【注意】備忘録。誤りがある可能性あり。

エビヅル

基本情報

  • 学名:Vitis ficifolia
  • 科名・属名:ブドウ科ブドウ属
  • 漢字名:蝦蔓/葡萄蔓
  • 別名:カミエビ

名前の由来

  • 若い葉の裏面に白色~淡紅褐色の毛が密生しているのをエビの色に見立てた説、
  • うす紫色の果実の汁の色をえび色といった説あり

生育地

  • 丘陵から山地の林内や林縁

樹形

  • 落葉つる性木本
  • 巻きひげで他物にからみつく

  • 本年枝は細く、はじめクモ毛あり

  • 葉序:互生
  • 葉形:五角形状、3~5浅裂~中裂。葉身長5~13cm。基部は深く湾入
  • 葉縁:浅い鋸歯
  • 葉質:表面ははじめクモ毛があるが、のちに無毛。裏面は淡褐色または白色のクモ毛におおわれ、秋まで残る
  • 葉柄:3~10cm

  • 花性: 雌雄異株
  • 花序:葉と対生して長さ6~12cmの円錐花序をだし、黄緑色の小さな花をつける、雌花(両性花)の花序は雄花序より小さく花はまばらにつく
  • 花被
    • 雄花:雄しべ5個、長く目立つ
    • 雌花(両性花):淡緑色の雌しべが見立ち、雄しべは短い
  • 開花期:6〜8月
  • 送粉方法:虫媒

果実

  • 種類:漿果(液果)
  • :直径6mmほどの球形
  • :黒色
  • 成熟期:10~11月
  • 食用の可否:可、ヤマブドウより甘味がある

種子

  • :数個?
  • :長さ約4mm
  • :暗赤褐色
  • 散布方法:鳥散布

冬芽


葉痕


用途

  • 葉の裏面が淡褐色と白色のクモ毛におおわれるため、艾(もぐさ)が手に入らない地域ではこれを代用とした

特記事項

  • ヤマブドウとの違い
    • 葉身は長さ10cmほどと小さく、3~5裂する切れ込みはやや深い点で異なる
  • ブドウ属

参考

  • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1443]
  • 新牧野日本植物圖鑑:[1697]
  • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-522P]
  • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[191P]
  • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上98]
  • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
  • 「読む」植物図鑑:[‐]

写真

エビヅル
20240811_県立美術館
エビヅル
20240811_県立美術館
エビヅル
20240811_県立美術館
エビヅル
20240811_県立美術館
エビヅル
20250929_県立美術館
エビヅル
20250929_県立美術館
エビヅル
20250929_県立美術館