基本情報
- 学名:Acer shirasawanum
- 科名・属名:ムクロジ科カエデ属
- 漢字名:大板屋名月
名前の由来
- 「オオ(大)」は、コハウチワカエデの別名イタヤメイゲツより葉が大きい
- 「イタヤ(板屋)」は、大きな葉が水平によく茂り、板で葺いた屋根「板屋」に見える
- 「メイゲツ(名月)」は、秋の名月の光で紅葉を見られる
生育地
- 日本固有種
- 山地
樹形
- 落葉高木
樹皮
- 暗灰色または灰褐色。成木では浅く縦に割れる
葉
- 葉序:対生
- 葉形:掌状に11~13裂、時に9裂、葉身長6~10cm
- 葉縁:細鋭重鋸歯
- 葉質:表面は脈上を除き無毛、裏面は主脈と脈液に少量の軟毛が残る
- 葉柄:3~7cm、葉身と同長または2/3の長さで無毛
花
- 花性: 雌雄同株
- 花序:雄花と両性花が混じる花序(上向き)と雄花だけの花序(下垂)あり。複散房花序に直径6~8mmの花を10~20個つける。無毛
- 花被:花弁と萼片5個、花弁は淡黄色。雄しべ8個。両性花の花柱は先が2裂し外に曲がる。子房には長毛がすこしあり。萼片は黄白色で紅色を帯びるかほとんど紅色
- 開花期:5〜6月
- 送粉方法:虫媒
果実
- 種類:翼果
- 形:分果は長さ2cmほどで、翼はほぼ水平に開く
- 成熟期:7~9月
種子
- 散布方法:翼による風散布
冬芽
- 鱗芽
- 芽鱗は長さ4~5mmで4対あり1対だけ見える。下部は膜質の大きな鱗片に包まれ、鱗片の内側に毛あり。頂芽はできず、枝先に仮頂芽が2個並ぶ、側芽は対生
葉痕
- 形:V字形またはU字形で細い
- 維管束痕:3個
用途
特記事項
- ハウチワカエデとの葉柄の違い
- オオイタヤメイゲツは、葉身10cmほどに対して6~7cmと長く無毛、ハウチワカエデは、葉身の1/2以下と短く有毛
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[2-2373]
- 新牧野日本植物圖鑑:[1570]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-332P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[480P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下217]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
- 「読む」植物図鑑:[‐]







