基本情報
- 学名:Pterostyrax hispidus
- 科名・属名:エゴノキ科アサガラ属
- 漢字名:大葉麻殻
名前の由来
- 「オオバ(大葉)」は、アサガラより葉が大きい
- 「アサガラ(麻殻)」は、材がやわらかく、折れやすい麻の茎にたとえた。麻殻はオガラからきたもので、皮をはいだ麻の茎のこと
生育地
- 山地の谷沿いに多い
樹形
- 落葉小高木
- 主幹のまわりにひこばえをだすことが多い
樹皮
- 淡黒色。縦に裂ける
葉
- 葉序:互生
- 葉形:楕円形、葉身長10~25cm
- 葉縁:細鋸歯
- 葉脈:側脈は8~12対、表面は凹んでしわになる、裏面は主脈や側脈のほか、細脈の網目も突出
- 葉質:裏面は全体に微細な星状毛におおわれ白色を帯び、脈沿いに開出毛あり
- 葉柄:0.5~3cm
花
- 花性:両性花
- 花序:枝先から長さ13~20cmの複総状花序を下垂、花序は枝分かれし、白い花を下向きに多数つける
- 花被:花冠は長さ6~7mmで5深裂し、星状毛あり。雄しべ10個、花冠より長く、花糸の内側に毛あり。雌しべ1個、花柱は雄しべより長く、長毛あり
- 開花期:6月頃
- 送粉方法:虫媒
果実
- 種類:核果あるいは蒴果?
- 形:長さ約7mmの狭倒卵形、10個の稜あり、先端には長い花柱が残る
- 色:淡褐色の長毛が密生
- 成熟期:9~10月
種子
- 散布方法:?
冬芽
- 裸芽
- 長さ3~5mmの長三角形。先端は鋭くとがり、葉脈が透けて見える
葉痕
- 形:半円形~ハート形
- 維管束痕:1個(筋状)
用途
- 材:やわらかく折れやすい。箸、マッチの軸木
特記事項
- アサガラとの違い
- 本種は葉裏の網状の脈が隆起するが、アサガラはあまり隆起しない
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[2-2994]
- 新牧野日本植物圖鑑:[2265]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-194P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[600P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下259]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
- 「読む」植物図鑑:[‐]



