基本情報
- 学名:Salix bakko
- 科名・属名:ヤナギ科ヤナギ属
- 漢字名:跋扈柳
- 別名:ヤマネコヤナギ(山猫柳)
名前の由来
- 「バッコ」は、「婆っこ(お婆さん)」のことで、灰白色の雌花序を老女の白髪に見立てた説など諸説あり
- 「ヤナギ(柳)」は、アカメヤナギの名前の由来参照
生育地
- 日本固有種
- 丘陵から山地の明るい乾燥地
樹形
- 落葉高木
樹皮
- 暗灰色で、縦に浅く割れる。
- はがすと、縦長に隆起した筋(隆起条)が多数あり
葉
- 葉序:互生
- 葉形:楕円形、葉身長8~15cm
- 葉縁:波状の低鋸歯。若葉は裏側に巻く
- 葉脈:表面で凹んで小ジワが目立つ。裏面で隆起
- 葉質:表面は無毛、裏面は緑白色で白色の縮毛が密生
- 葉柄:7~25mm
花
- 花性: 雌雄異株
- 花序:穂状花序、楕円形。苞は狭楕円形、上部は黒色、両面に長い軟毛あり
- 雄花序:長さ3~5cmで、長さ5mmほどの柄。雄しべ2個。花糸は離生し、基部に黄緑色の腺体1個。葯は黄色で2個
- 雌花序:長さ2~4cm。長さ1cmほどの柄があり。子房には白い毛が密生し、毛のはえた長い柄あり。花柱は短い。柱頭は淡黄緑色で2浅裂。腺体1個
- 花被:無花被花(花冠と萼なし)
- 開花期:3月、葉の展開前
- 送粉方法:虫媒
果実
- 種類:蒴果
- 果穂:長さ7~9cm
- 成熟期:5月、熟すと裂開
種子
- 数:多数、白い綿毛(柳絮(りゅうじょ))に包まれる
- 散布方法:風散布
冬芽
- 鱗芽
- 花芽は紅褐色で、長さ5~7mmの卵形
- 芽鱗1個で光沢あり、切れ目がなく帽子のよう
葉痕
- 形:細く浅いV字形
- 維管束痕:3個
用途
特記事項
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[1-2151]
- 新牧野日本植物圖鑑:[97]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-66P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[442P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上113]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
- 「読む」植物図鑑:[‐]






