基本情報
- 学名:Acer cissifolium
- 科名・属名:ムクロジ科カエデ属
- 漢字名:三出楓
名前の由来
- 「ミツデ(三出)」は、3出複葉
- 「カエデ(楓)」は、イロハカエデの名前の由来参照
生育地
- 日本固有種
- 山地の湿り気のある肥沃な谷間や山腹の斜面
樹形
- 落葉高木
樹皮
- 灰褐色でなめらか
葉
- 葉序:対生
- 葉形:3出複葉
- 葉柄:3~10cm。赤みを帯びる
- 小葉形:卵状楕円形。長さ4~10cm。先は尾状にとがる
- 小葉縁:欠刻状の粗鋸歯
- 小葉質:両面にまばらに白色の毛があり、特に裏面の脈液に密生
花
- 花性: 雌雄異株
- 花序:側芽から長さ5~15cmの総状花序を垂れ下げ、黄色の花を20~50個つける。白色の短毛あり
- 花被:花弁と萼片4個。花弁は長さ約2.5mmの線形
- 雄花:雄しべ4個。花糸の下部がふくらむ
- 雌花:子房は無毛または毛が散生。退化雄しべなし
- 開花期:4~5月、葉の展開後
- 送粉方法:虫媒
果実
- 種類:翼果
- 形:分果は長さ2.5~3cmで、短毛あり。翼は鋭角に開く
- 成熟期:7~10月
種子
- 散布方法:翼による風散布
冬芽
- 鱗芽
- 枝先に頂生側芽を伴った頂芽がつく。側芽は対生。芽鱗は2対で、軟毛が生える。頂芽は長さ約5mm
葉痕
- 形:浅いV字形またはU字形
- 維管束痕:不明瞭
用途
特記事項
- メグスリノキとの花序の違い
- ミツデカエデは、5~15cmの細長い総状で垂れ下がり、20~30と多数の花がつくが、メグスリノキは、散形で垂れ下がり、花は1~5個で少ない
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[2-2397]
- 新牧野日本植物圖鑑:[1594]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-384P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[496P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下211]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[(173P)]
- 「読む」植物図鑑:[‐]










