基本情報
- 学名:Prunus maximowiczii
- 科名・属名:バラ科サクラ属
- 漢字名:深山桜
名前の由来
- 山地から亜高山帯下部の標高の高い所に生える「サクラ」
生育地
- 山地から亜高山帯下部
樹形
- 落葉高木
樹皮
- 紫褐色。横長の皮目が横に並ぶ
葉
- 葉序:互生
- 葉形:倒卵状楕円形。葉身長4~8cm
- 葉縁:欠刻状の重鋸歯。鋸歯の先端は腺になる
- 葉質:表面は斜上する毛が散生。裏面は脈上に伏毛が多い
- 葉柄:1~1.5cm、淡褐色の毛が密生
- その他:葉身の基部に目立たない蜜腺がつく
花
- 花性:雌雄同株/同花
- 花序:葉腋に長さ4~8cmの総状花序をだし、白色の花を4~10個つける
- 花被:花は直径1.5~2cm。花弁5個、長さ6~8mmの広楕円形で、先端は切れ込まない。雄しべは34~38個で、花柱とほぼ同長。雌しべは長さ約1cm。萼は伏毛あり。萼筒は長さ約3.5mmの鐘形。萼片は長さ2.5~3mmの長楕円形で、ふちに鋸歯があり、先端は腺
- 花柄:長さ1~1.5cm、斜上する毛あり
- 苞(葉):花柄の基部には長さ5~8mmの苞(葉)あり。苞(葉)は緑色で、ふちに歯牙あり。果期まで残る
- 開花期:5~6月、葉の展開後
- 送粉方法:虫媒
果実
- 種類:核果
- 形:直径1cmほどの球形
- 成熟期:7~8月、黒色
- 果柄:赤みを帯び、褐色の毛あり。基部に苞(葉)が残る
種子
- 形:核は扁平な楕円形で、表面にはしわ状の隆起あり
- 散布方法:動物(鳥)散布
冬芽
- 鱗芽
- 花芽は長さ4~5mm卵形。葉芽はやや細い。芽鱗は7~10個、ふちに鋸歯状のギザギザあり
葉痕
- 形:三円形~三日月形
- 維管束痕:3個?
用途
特記事項
- 他のサクラとの違い
- 総状花序
- 花弁はまるく、先端に切れ込みなし
- 苞(葉)が果期まで残る
- 核の表面にしわ状の隆起あり
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1659]
- 新牧野日本植物圖鑑:[1237]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-526P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[235P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上144]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
- 「読む」植物図鑑:[‐]


