【注意】備忘録。誤りがある可能性あり。

ハマナス

基本情報

  • 学名:Rosa rugosa
  • 科名・属名:バラ科バラ属
  • 漢字名:浜梨
  • 別名:ハマナシ

名前の由来

  • 果実をナシにたとえた「浜梨」が転訛(東北訛り)した説、
  • ナスの古い栽培品種の中に似ているものがあり「浜茄子」説もある

生育地

  • 海岸の砂地
  • 本州の太平洋側で茨城県、日本海側で島根県から北の海岸地帯に自生する

樹形

  • 落葉低木
  • 地下茎をのばしてふえる

  • 太くて大きいとげと細くて小さいとげが密生

  • 葉序:互生
  • 葉形:奇数羽状複葉。長さ9~15cm。小葉3~4対
  • 葉軸:軟毛が多い
  • 小葉形:楕円形。頂小葉は長さ2~5cm
  • 小葉縁:鈍鋸歯
  • 葉質:厚い。表面は無毛、細かい葉脈まで凹んでしわとなって目立つ。裏面は軟毛が密生し、白い小さな腺がまじる
  • 托葉:膜質で幅が広く、耳のようにはりだす。なかほどまで葉柄に合着。先はとがる

  • 花性:雌雄同株/同花
  • 花序:枝先に直径5~8cmの紅色または紅紫色の花が1~3個ずつつく
  • 花被:花弁と萼片5個。雄しべ多数。花柱は短く有毛で離生。萼筒はほぼ球形。萼片は長さ3~4cmで、背面に軟毛と細いとげあり、ときに腺毛がまじる
  • 花柄:長さ1~3cmで、小さなとげあり
  • 開花期:6~8月
  • 送粉方法:虫媒
  • におい:強い芳香あり

果実

  • 種類:バラ状果(偽果:そう果が集まった集合果)
    • 萼筒(花托筒)が肥大して液果状になったもの
  • :直径2~3cmの扁球形。先端に萼片が残る
  • 成熟期:8~9月、赤色
  • 食用:果肉は可、ビタミンCが多い。種と毛は不可。

種子

  • :長さ5~6mm
  • 散布方法:動物(鳥)散布、または海流散布?

冬芽

  • 鱗芽
  • 卵形

葉痕

  • :馬蹄形で上を向く
  • 維管束痕

用途

  • :香水の原料になる

特記事項


参考

  • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1804]
  • 新牧野日本植物圖鑑:[1190]
  • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-570P]
  • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[307P]
  • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上151]
  • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[159P]
  • 「読む」植物図鑑:[‐]

写真

ハマナス
20240918_箱根湿生花園
ハマナス
20240918_箱根湿生花園