基本情報
- 学名:Photinia glabra
- 科名・属名:バラ科カナメモチ属
- 漢字名:要黐
- 別名:アカメモチ(赤芽黐)
名前の由来
- 別名のアカメモチが転訛した説が有力、
- モチノキに似ていて、材が扇の要に使われた説もあり
- 「アカメモチ(赤芽黐)」は、若葉が赤く、葉や樹形がモチノキに似る
生育地
- 山地の斜面に多い
樹形
- 常緑小高木
樹皮
- 暗褐色で、老木では縦に浅く裂ける
葉
- 葉序:互生
- 葉形:長楕円形。葉身長6~12cm
- 葉縁:細かくかたい鋭鋸歯
- 葉質:革質でかたい。両面無毛。表面に光沢あり
- 葉柄:1~2cm。無毛。数個の鋸歯状の突起があることが多い
- 若葉:赤色で美しい
花
- 花性:雌雄同株/同花
- 花序:枝先に直径10cmほどの複散房花序をだし、直径約1cmの白色の花を多数つける
- 花被:花弁と萼片5個。花弁は広倒卵形で、内側の基部に軟毛があり。雄しべ多数
- 開花期:5~6月
- 送粉方法:虫媒
果実
- 種類:ナシ状果(偽果)
- 形:直径5mmほどの卵形。頂部に萼片が残る
- 成熟期:12月、赤色
種子
- 数:4個
- 形:長さ4~5mm
- 散布方法:動物(鳥)散布
冬芽
- 鱗芽
葉痕
- 形:
- 維管束痕:
用途
- 材:国産材では最も重硬で比重が重い。車輪、車軸などに用いられる
- 若葉が赤色で美しいため、生け垣に用いる。生け垣としてよく植栽される「レッドロビン(ベニカナメモチ)」は、本種とオオカナメモチの雑種
特記事項
- レッドロビン(ベニカナメモチ)との違い
| 葉柄 | 葉 | 新芽 | 果実 | |
| カナメモチ | 小さな突起が数個あることが多い | ‐ | 赤みに個体差あり | ‐ |
| レッドロビン | 突起なしが多い カナメモチより長い | 基部はカナメモチより広い | 鮮やかで均一な赤色 | 少ないまたは 全くつかない |
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1721]
- 新牧野日本植物圖鑑:[1070]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-652P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[274P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上155]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[205P]
- 「読む」植物図鑑:[‐]
写真
レッドロビン?













