【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

モミ Abies firma

マツ科モミ属
漢字:樅
名前の由来:
風に揉み合うことから「揉む」を語源とする説、
美しい萌黄(もえぎ)が語源説、
神聖な木で信仰の対象となっていたことから「臣の木(オミノキ)」が転訛説など諸説あり。
樹形:常緑高木
花:雌雄同株
花期:5月頃
種子:球果、緑色→淡黄褐色
種期:10月頃
備考:
日本固有種。
低山から標高1400m付近までに生える。
樹形が整っているので、クリスマスツリーに用いられる。
枝の出方は幹と枝で異なり、幹からは数本が輪生、横枝では平に3分枝する。
<モミ属>
樹皮にはヤニ袋あり。破ると匂いの強いヤニが流れ出る。
ヤニ(樹脂)は、樹皮の傷口を塞いだり、虫や菌の侵入を防いでいる。
球果は直立し、種鱗が種子とともに散って、球果は軸を残して脱落する。
<トウヒ属との違い>
モミ属はトウヒ属に比べて葉枕が発達せず、葉の基部が膨らんで葉痕は丸くなる
ウラジロモミとの違い>

葉の先端若枝葉裏の気孔帯球果
モミ若木:2裂して鋭く尖る
成木:凹む程度
球果をつける枝:鈍頭から円頭
黒褐色の短毛あり
溝なし
緑色から淡黄褐色
苞鱗がつきでる
ウラジロモミ若木でも凹む程度
葉はモミに比べて柔らかい
無毛
縦に流れる溝あり
幅が広く白色が鮮明紫色
苞鱗はつき出ない
モミ
20241129_県立美術館
モミ
20241129_県立美術館
モミ
20241129_県立美術館
モミ
20241129_県立美術館
モミ
20241129_県立美術館