基本情報
- 学名:Magnolia stellata
- 科名・属名:モクレン科モクレン属
- 漢字名:四手辛夷/幣辛夷
- 別名:ヒメコブシ(姫辛夷)
名前の由来
- 「シデ(幣)」は、平開した細長い花弁を、神前に供える垂れた幣(シデ)に見立てた
- 「コブシ(辛夷)」は、コブシの名前の由来参照
生育地
- 日本固有種
- 東海丘陵要素の植物
東海地方の丘陵、台地などの低湿地を中心に生育する固有あるいは準固有の植物の一つ
樹形
- 落葉小高木
樹皮
- 灰白色でなめらか。皮目が多い
枝
- 本年枝は毛が密生、小枝を折ると香気あり?
葉
- 葉序:互生
- 葉形:長楕円形、葉身長5~10cm、モクレン科では小さい
- 葉縁:全縁
- 葉脈:シワになって凹凸が目立つ
- 葉質:ややかたい
- 葉柄:0.2~1cm、有毛
花
- 花性:両性花
- 花序:枝先に直径7~10cmの白色~淡紅色の花をつける
- 花被:萼状の花被片0~3個、花被片12~18個
- 開花期:3~4月、葉が展開する前
- 送粉方法:虫媒(主にハナムグリなどの甲虫類)
- におい:芳香あり
果実
- 種類:袋果が集まった集合果
- 形:長さ7~8cmのこぶし状の長楕円形
- 成熟期:10月頃、裂開して赤い種子が現れ、白い糸状の珠柄の先にぶら下がる
種子
- 色:種皮の外層は赤色、中層は肉質、内層は黒くてかたい
- 散布方法:動物(鳥)散布
冬芽
- 鱗芽
- 花芽は長さ2~2.5cmの長卵形、長い開出毛におおわれる。葉芽は小さく、短い伏毛におおわれる
葉痕
- 形:V字形~三角形
- 維管束痕:多数が散在
用途
特記事項
- モクレン科
- コブシの特記事項参照
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[1-124]
- 新牧野日本植物圖鑑:[462]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-378P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[107P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上33]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[127P]
- 「読む」植物図鑑:[1-18P]



