基本情報
- 学名:Lindera erythrocarpa
- 科名・属名:クスノキ科クロモジ属
- 漢字名:鉄釘の木/金釘の木
名前の由来
- 樹皮の不規則にはげ落ち、灰色と褐色のまだら模様を鹿(か)の子模様に見立て「かのこぎ(鹿の子木)」が転訛した説が有力
- かたい材を釘に用いた説もあり
生育地
- 丘陵・山地
樹形
- 落葉高木
樹皮
- 淡褐色。幹が太くなると小さな皮目が目立ち、老木では不規則にはがれる
葉
- 葉序:互生
- 葉形:倒披針形、葉身長6~15cm、基部は葉柄に向かってしだいに細くなる
- 葉縁:全縁
- 葉質:表面は無毛、裏面は脈上と脈液に淡褐色の長毛あり
- 葉柄:1~2cm、赤みを帯びる
花
- 花性: 雌雄異株
- 花序:黄緑色の花が集まってつく散形花序、花柄に長毛あり
- 花被:同花被花(花冠と萼が同形で区別できない)
- 花被片:6個、雄花は長さ約3mmの楕円形、雌花は雄花よりすこし小さい、花のあと脱落
- 雄花:雄しべ9個(外側6個、内側3個)、葯は2室、内側の雄しべの基部に黄色い腺体がつく
- 雌花:雌しべ1個、仮雌しべ9個(外側6個、内側3個)、腺体は内側の仮雄しべの基部につく
- 開花期:4月、葉の展開と同時
- 送粉方法:虫媒
果実
- 種類:漿果(液果)
- 形:直径6~7mmの球形~楕円形
- 成熟期:9~10月、赤色
- 果柄:長さ1.2~1.5cm、先端は太くなる
種子
- 数:1個
- 形:球形
- 色:淡褐色の地に茶褐色のまだら模様
- 散布方法:動物(鳥)散布
冬芽
- 鱗芽
- 葉芽:紡錘形、芽鱗は赤褐色や紅紫色
- 花芽:葉芽の基部に1~3個、球形、柄がある
葉痕
- 形:小さい円形~楕円形
- 維管束痕:1個、弓状
用途
特記事項
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[1-157]
- 新牧野日本植物圖鑑:[498]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-426P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[125P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上38]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
- 「読む」植物図鑑:[‐]














