基本情報
- 学名:Litsea coreana
- 科名・属名:クスノキ科ハマビワ属
- 漢字名:鹿子の木
- 別名:コガノキ(小鹿子の木)
名前の由来
- 樹皮が鹿(か)の子模様になる
生育地
- 暖地のタブノキ林やシイ林、カシ林に混生。乾燥した山腹の斜面に純林を形成することもあり
樹形
- 常緑高木
樹皮
- 暗褐色。鱗状にはげ落ち、跡が灰白色のまだらな模様ができる
葉
- 葉序:互生、枝先に集まってつく
- 葉形:倒披針形、葉身長7~13cm
- 葉縁:全縁
- 葉質:薄い革質。裏面は粉白色を帯びる
- 葉柄:0.8~1.5cm、褐色の毛がある(若枝も)
花
- 花性: 雌雄異株
- 花序:葉腋に淡黄色の花が集まってつく散形花序。無柄。総苞片4個
- 雄花序:総苞片は長さ3.5~4mmの楕円形
- 雌花序:総苞片は雄花序のものより小さい。花の数も雄花序より少ない3~4個
- 花被:同花被花(花冠と萼が同形で区別できない)。花被片は披針形、有毛で、上部6裂、花のあと脱落
- 雄花:雄しべ9個、花被から長くつきでる、葯4室
- 雌花:葯が退化した仮雌しべ9個、雌しべ1個
- 開花期:8〜9月
- 送粉方法:虫媒
果実
- 種類:漿果(液果)
- 形:直径7mmほどの倒卵状球形
- 成熟期:翌年の秋、赤色
- 果柄:太くて短い
種子
- 数:1個
- 形:球形~卵状球形
- 色:淡褐色で上半分に黒褐色のまだら模様あり
- 散布方法:動物(鳥)散布
冬芽
- 鱗芽
- 葉芽:細長い披針形
- 花芽:球形で葉腋に3~4個ずつつく。4個の総苞片に包まれている
葉痕
- 形:?
- 維管束痕:?
用途
- 材:器具材や細工物に用いる
特記事項
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[1-152]
- 新牧野日本植物圖鑑:[493]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-448P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[123P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上39]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
- 「読む」植物図鑑:[‐]









