【注意】備忘録。誤りがある可能性あり。

タブノキ

基本情報

  • 学名:Machilus thunbergii
  • 科名・属名:クスノキ科タブノキ属
  • 漢字名:椨の木
  • 別名:イヌグス(犬樟)

名前の由来

  • 朝鮮語で丸木舟を「トンバイ」といい、丸木舟を作る木の意味から転化した説あり
  • 「イヌグス(犬樟)」は、クスノキより材質が劣る

生育地

  • 海岸付近の極相林の構成種。分布の北限近くでは海岸沿い、南では海岸を離れた山地も

樹形

  • 常緑高木

樹皮

  • 淡褐色~褐色でなめらか。皮目が散在

  • 葉序:互生、枝先に集まってつく
  • 葉形:倒卵状長楕円形、葉身長8~16cm、先は短く突き出て鈍い
  • 葉縁:全縁
  • 葉質:革質、両面無毛、表面は光沢あり、裏面は灰白色
  • 葉柄:2~3cm
  • におい:ちぎると香りあり
  • 若葉:赤みを帯びる

  • 花性: 雌雄同株/同花
  • 花序:枝先から新葉といっしょにのびた円錐花序に黄緑色の花を多数つける
  • 花被:同花被花(花冠と萼が同形で区別できない)、花被は深く6裂。花被片は長さは5~7mmの長楕円形(内側の3個がやや大きく、内面に細毛あり)、花のあとも残る。雄しべ9個と仮雄しべ3個、最も内側の雄しべの基部の両側に柄のある黄色の腺体あり。葯は長楕円形で4室。雌しべ1個、花柱は細く、柱頭は肥大
  • 開花期:4~5月
  • 送粉方法:虫媒

果実

  • 種類:漿果(液果)、果肉は緑色でやわらかい
  • :直径約1cmの扁球形、基部に6個の花被片が残る
  • 成熟期:7~8月、黒紫色
  • 果柄:赤みを帯びる(二色効果)

種子

  • :1個
  • :扁球形、表面に網目状の模様あり
  • :褐色
  • 散布方法:動物(鳥)散布

冬芽

  • 鱗芽
    • 混芽
    • 卵形~長卵形で大きく、しばしば赤みを帯びる。多数の芽鱗に包まれる、芽鱗のふちに黄褐色の絹毛あり

葉痕

  • :?
  • 維管束痕:?

用途

  • :クスノキより少し重硬。芳香はないが、クスノキ同様に用いられる
  • 樹皮:粘性があり、線香の粘着剤として用いられた。また、絹織物の黄八丈(きはちじょう)の鳶(とび)色の染料にもなる

特記事項


参考

  • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-144]
  • 新牧野日本植物圖鑑:[485]
  • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-408P]
  • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[119P]
  • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上40]
  • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[136P]
  • 「読む」植物図鑑:[‐]

写真

タブノキ
20211030_遊木の森
タブノキ
20220205_朝鮮岩
タブノキ
20220212_朝鮮岩
タブノキ
20220223_朝鮮岩
タブノキ
20220223_朝鮮岩
タブノキ
20220223_朝鮮岩
タブノキ
20220223_朝鮮岩
タブノキ
20220410_満観峰
タブノキ
20220504_朝鮮岩
タブノキ
20220619_遊木の森
タブノキ
20220619_遊木の森
タブノキ
20220801_県立美術館
タブノキ
20220801_県立美術館
タブノキ
20220801_県立美術館
タブノキ
20240414_県立美術館
タブノキ
20240414_県立美術館
タブノキ
20240414_県立美術館
タブノキ
20250404_県立美術館
タブノキ
20250430_県立美術館