基本情報
- 学名:Quercus crispula
- 科名・属名:ブナ科コナラ属
- 漢字名:水楢
- 別名:オオナラ(大楢)
名前の由来
- 「ミズ(水)」は、材に水分を多く含む
- 「ナラ(楢)」は、コナラの名前の由来参照
生育地
- 山地~亜高山帯あるいは冷温帯。ブナと混生することが多い
樹形
- 落葉高木
樹皮
- 淡い灰褐色。鱗片状にはがれる
葉
- 葉序:互生
- 葉形:倒卵形、葉身長6~20cm
- 葉縁:粗鋸歯(コナラより粗く大きい)
- 葉質:裏面は絹毛や微毛が多少あり、淡緑色
- 葉柄:1~5mm
花
- 花性: 雌雄同株/異花
- 花序:
- 雄花序:新枝の下部から数個下垂、長さ6.5~8cm
- 雌花序:新枝の上部の葉腋からでて雌花が1~3個つく
- 花被:単花被花(花冠なし萼のみ)
- 雄花:花被は直径2.5mmほど。雄しべ5~8個
- 雌花:花柱3個
- 開花期:5~6月、葉の展開と同時
- 送粉方法:風媒
果実
- 種類:堅果
- 形:長さ2~3cmの長楕円形
- 殻斗:鱗片が瓦重ね状に並ぶ
- 成熟期:秋
種子
- 数:1個
- 散布方法:重力散布または動物(貯食)散布
冬芽
- アカガシの「カシ類(ブナ科コナラ属)の冬芽」参照
- 長さ5~10mmの卵状長楕円形。芽鱗25~35個
葉痕
- アカガシの「カシ類(ブナ科コナラ属)の葉痕」参照
用途
- 材:重硬で強度や弾性に優れ、建築内装材、家具材として有用。ウィスキーの樽材にも用いる。薪炭材としても優れ、シイタケ栽培の原木にも用いられる
特記事項
- コナラとの違い
- コナラの特記事項参照
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1951]
- 新牧野日本植物圖鑑:[141]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-234P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[363P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下193]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[104P]
- 「読む」植物図鑑:[‐]




