基本情報
- 学名:Carpinus japonica
- 科名・属名:カバノキ科クマシデ属
- 漢字名:熊四手
- 別名:イシシデ/カタシデ
名前の由来
- 「クマ(熊)」は、アカシデやイヌシデに比べると葉が大きく、果穂が大きい説あり
- 「シデ(四手)」は、アカシデの名前の由来参照
生育地
- 日本固有種
- 日当たりのよい丘陵や山地の谷筋
樹形
- 落葉高木
樹皮
- 黒褐色。若木の樹皮はなめらか、老木になると縦に裂ける
葉
- 葉序:互生
- 葉形:長楕円形、葉身長6~12cm
- 葉縁:細重鋸歯
- 葉脈:20~24対、裏面に突出、サワシバと異なり基部の側脈は分枝しない
- 葉質:表面は無毛、裏面は脈上に長毛があり、脈液の毛叢が目立つ
- 葉柄:0.8~1.5cm
花
- 花性: 雌雄同株/異花
- 花序:
- 雄花序:前年枝に下垂、長さ3~5cm
- 雌花序:本年枝の先端あるいは短枝の腋から下垂
- 花被:単花被花(花冠なし雌花に極めて退化した萼あり)
- 雄花:黄褐色の苞の下に1個ずつつく、雄しべ8~10個
- 雌花:苞の内側に2個ずつつく、花柱の上部2裂、基部に小苞があり、花のあと大きくなり、葉状の果苞になる
- 開花期:3~4月、葉の展開と同時
- 送粉方法:風媒
果実
- 種類:堅果が集まった複合果
- 形:果穂は長さ5~10cm、葉状の果苞が密生。果苞は長さ1.5~2cmの狭卵形、ふちに粗鋭鋸歯あり、基部に堅果を1個抱く
- 成熟期:10月
種子
- 数:堅果は1個
- 形:堅果は長さ約4mmの扁平な長楕円形、表面に縦の筋あり
- 散布方法:果苞による風散布
冬芽
- 鱗芽
- 長さ6~10mmの紡錘形。芽鱗は14~16個
葉痕
- 形:半円形
- 維管束痕:
用途
特記事項
- シデ類の中で材が最もかたい
- クマシデ属の葉と果穂の違い
- アカシデの特記事項参照
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1978]
- 新牧野日本植物圖鑑:[111]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-188P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[402P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下198]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[101P]
- 「読む」植物図鑑:[‐]



















