基本情報
- 学名:Carpinus cordata
- 科名・属名:カバノキ科クマシデ属
- 漢字名:沢柴
- 別名:サワシデ
名前の由来
- 沢に多く生え、柴(大きくない雑木やその枝)として利用された
生育地
- 山地の沢沿いなど
樹形
- 落葉高木
樹皮
- 淡緑灰褐色。はじめはなめらか。老木になると菱形の浅い裂け目が入る
葉
- 葉序:互生
- 葉形:広卵形、葉身長6~15cm、基部は深い心形
- 葉縁:細重鋸歯
- 葉脈:15~24対、裏面に突出、クマシデと異なり基部の側脈は縁に向かって分枝する
- 葉質:裏面は脈上に長毛あり
- 葉柄:1~2.5cm
花
- 花性: 雌雄同株/異花
- 花序:
- 雄花序:前年枝に下垂、長さ5cm
- 雌花序:本年枝の先端あるいは短枝の腋から下垂
- 花被:単花被花(花冠なし雌花に極めて退化した萼あり)
- 雄花:黄緑色の苞の下に1個ずつつく、苞は卵状楕円形で、ふちに長毛あり。雄しべ4~8個
- 雌花:苞の内側に2個ずつつく、苞は卵状披針形で、ふちに長毛あり。基部に小苞があり、花のあと大きくなり、葉状の果苞になる
- 開花期:4~5月、葉の展開と同時
- 送粉方法:風媒
果実
- 種類:堅果が集まった複合果
- 形:果穂は長さ4~15cm、葉状の果苞が密生。果苞は長さ1.8~2.5cm、ふちに不ぞろいな鋭鋸歯あり、基部に堅果を1個抱く
- 成熟期:8~10月
種子
- 数:堅果は1個
- 形:堅果は長さ約5mmの扁平な卵状楕円形。表面に10~12個の縦の筋あり
- 散布方法:果苞による風散布
冬芽
- 鱗芽
- 長さ7~14mmの紡錘形。芽鱗は20~26個。上から見るとクマシデより角ばっていて四角く見える
葉痕
- 形:半円形
- 維管束痕:
用途
特記事項
- クマシデ属の葉と果穂の違い
- アカシデの特記事項参照
参考
- スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1979]
- 新牧野日本植物圖鑑:[112]
- 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-190P]
- 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[403P]
- “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下198]
- 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[100P]
- 「読む」植物図鑑:[‐]





