【注意】備忘録。誤りがある可能性あり。

ヒナウチワカエデ

基本情報

  • 学名:Acer tenuifolium
  • 科名・属名:ムクロジ科カエデ属
  • 漢字名:雛団扇楓

名前の由来


生育地

  • 日本固有種
  • 日当たりのよい山地の谷筋など

樹形

  • 落葉小高木

樹皮

  • 黒ずんだ灰色で、浅く縦に割れる

  • 葉序:対生
  • 葉形:掌状に9~11裂、まれに13裂。葉身長4~7cm、先は短くとがる。裂片と裂片の間にすきまあり
  • 葉縁:欠刻状の重鋸歯
  • 葉質:裏面は、花時は全面に白い軟毛密生、その後、脈腋や脈上に少し残る
  • 葉柄:1~4cm。葉身と同長~1/3の長さで、無毛

  • 花性: 雌雄同株/異花
  • 花序:雄花と両性花が混じる。複散房花序に直径約5mmの花を10個内外つける。無毛または最初まばらに毛あり
  • 花被:花弁と萼片5個、花弁は淡黄色、またはわずかに紅色を帯びる。雄しべ8個。葯は黄色。雄花の中心に軟毛あり。子房に白い軟毛密生。萼は褐紫色で無毛
  • 開花期:4〜5月
  • 送粉方法:虫媒

果実

  • 種類:翼果
  • :分果は長さ約2cmで、翼は広く鈍角に開く
  • 成熟期:7~9月
  • :1つの果序に1~3個

種子

  • 散布方法:翼による風散布

冬芽

  • 鱗芽
  • 芽鱗は4対、外側の1対だけ見える。下部は膜質の鱗片に包まれ、鱗片の内側に毛あり。頂芽はできず、枝先に仮頂芽が2個並ぶ。側芽の長さ1.5~2.5mm

葉痕

  • :V字形またはU字形で細い
  • 維管束痕:3個

用途


特記事項

  • コハウチワカエデとの葉の違い
    • 本種は、切れ込みが細く深い。切れ込みの最深部にまるい隙間がある。コハウチワカエデは、葉柄に短毛が密生しているが、本種は無毛

参考

  • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-2374]
  • 新牧野日本植物圖鑑:[1571]
  • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-334P]
  • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[480P]
  • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下217]
  • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
  • 「読む」植物図鑑:[‐]

写真

ヒナウチワカエデ
20241121_環境省生物多様性センター
ヒナウチワカエデ
20241121_環境省生物多様性センター