ガマズミ科ニワトコ属
漢字:接骨木
別名:セッコツボク(接骨木)
名前の由来:
薬用木として庭に常に植えられたから「庭常(にわとこ)」説、
造木(みやつこぎ:宮仕う木の意味で、小正月に神前などに供した木幣(アイヌの祭具のひとつ)の材料)と呼ばれたものが転訛、
ニワツコギ(庭に植えるウコギ)やニワツウツギ(庭に植えるウツギ)が転訛などあり。
「セッコツボク(接骨木)」は、骨折や打撲の患部への湿布薬の材料として用いた(湿布薬:枝葉や幹を煎じて水あめ状にしたものや黒焼きにしたニワトコとうどん粉、そして酢をまぜたもの)。
樹形:落葉低木
葉:対生、奇数羽状複葉
花:両性花、円錐花序、黄白色
花期:3~5月
果実:液果状の核果、暗赤色
果期:6~8月
備考:
髄が太く発達。枝の中心から押し出せる白い髄は発砲スチロール状で、顕微鏡観察の標本用に薄い切片をカミソリで切り出すときの支持材(ピス)に用いた。
蜜腺は花にはなく、複葉の基部に対になって出るツメのような突起(茎蜜腺)、不規則に見られる小葉基部の突起(小葉蜜腺)、まれに見られる葉軸の突起(葉軸蜜腺)があるが、葉が成長する頃には無くなる。
熟した果実は果実酒の材料に用いる。