キク科シオン属
漢字:野紺菊
名前の由来:
野に生えるコンギク(紺菊)。
「コンギク(紺菊)」は、花が紺色の菊。
葉:互生、粗い鋸歯、両面に毛がありざらつく、
花:まわりに1列に並んだ舌状花と中心の筒状花の集まった頭状花序、舌状花は淡青紫色で筒状花は黄色
花期:8~11月
果実:瘦果、4~6mmの冠毛あり
習性:多年草
備考:[2-3787][2981][野542P, 山514P]
投稿者: kona
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ホソバシャクナゲ Rhododendron makinoi Tagg ex Nakai
ツツジ科ツツジ属
漢字:細葉石楠花
別名:エンシュウシャクナゲ(遠州石楠花)
名前の由来:
葉が細いシャクナゲ。
「エンシュウシャクナゲ(遠州石楠花)」は、遠州地方(静岡県西部)に自生するシャクナゲ。
「シャクナゲ(石楠花)」は、アズマシャクナゲの名前の由来参照。
樹形:常緑低木
葉:互生、全縁、枝先に集まる、厚く革質、表面は光沢がありしわが多い、裏面は褐色の綿毛が密生
花:両性花、紅紫色、枝先に集まる、漏斗形、5中裂、上側の裂片に濃い色の斑点あり、虫媒花
花期:5月
果実:蒴果、風散布
果期:9~10月
備考:[2-3055][2155][3-100P][609P][下275]
絶滅危惧種で、絶滅危惧Ⅱ類に分類されている。 -
シラキ Neoshirakia japonica
トウダイグサ科シラキ属
漢字:白木
名前の由来:材が白い。
樹形:落葉小高木/高木
葉:互生、全縁で波打つ、表面は光沢があり裏面は緑白色、両面無毛、葉身の基部や裏面の主な側脈の先に腺あり、葉柄の長さ1~2.5cm
花:雌雄同株(上部に小さな雄花多数と下部に大きな雌花数個)、雌性先熟、総状花序、単花被花(花冠なし萼片のみ)、黄色、虫媒花
花期:5~7月
果実:蒴果、黒褐色に熟すと3裂する、種子は黒い斑紋あり、自発散布
果期:10~11月
備考:[1-2094][1467][2-194P][422P][上115]
若枝や葉を傷つけると白い乳液が出る。 -
イヌザクラ Prunus buergeriana
バラ科サクラ属
漢字:犬桜
名前の由来:サクラの仲間だが、サクラに似ていない。
樹形:落葉高木
葉:互生、縁は波打つ、細かい低鋸歯、先端は尾状に長く尖る、基部はくさび形、葉脈は表面で凹み裏面でやや突出する、目立たない蜜腺が基部に一対あり
花:両性花、総状花序、白色、虫媒花
花期:4~5月
果実:核果、黄赤色→黒紫色、動物散布
果期:7~9月
備考:[1-1660][1238][1-538P][237P][上146]
葉や枝をもむと青臭いにおいあり。
<ウワミズザクラとの違い>
ウワミズザクラの備考参照。 -
アサダ Ostrya japonica
カバノキ科アサダ属
漢字:浅田?
別名:ミノカブリ/ハネカワ
名前の由来:
不明。樹皮が浅くはがれる様子からという説あり。
「ミノカブリ」は、樹皮のはがれ方が、ミノムシが蓑(みの)をかぶっているように見える。
「ハネカワ」は、樹皮が羽根のようにはがれる。
樹形:落葉高木
葉:互生、不揃いの重鋸歯、先端は尖る、側脈は9~13対、若葉は両面に軟毛が密生 その後葉柄と裏面脈上のみに残る
花:雌雄同株、雄花は 尾状花序で黄褐色、雌花は緑色、風媒花
花期:4~5月
果実:堅果が集まった複合果、果苞は長楕円形、風散布
果期:10~11月
備考:[1-1981][114][1-202P][406P][下200]
樹皮は浅く縦に裂けて、そり返った長い薄片となってはがれる。
若枝は有毛。





































