バラ科サクラ属
漢字:犬桜
名前の由来:サクラの仲間だが、サクラに似ていない。
樹形:落葉高木
葉:互生、縁は波打つ、細かい低鋸歯、先端は尾状に長く尖る、基部はくさび形、葉脈は表面で凹み裏面でやや突出する、目立たない蜜腺が基部に一対あり
花:両性花、総状花序、白色、虫媒花
花期:4~5月
果実:核果、黄赤色→黒紫色、動物散布
果期:7~9月
備考:[1-1660][1238][1-538P][237P][上146]
葉や枝をもむと青臭いにおいあり。
<ウワミズザクラとの違い>
ウワミズザクラの備考参照。
投稿者: kona
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イヌザクラ Prunus buergeriana
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アサダ Ostrya japonica
カバノキ科アサダ属
漢字:浅田?
別名:ミノカブリ/ハネカワ
名前の由来:
不明。樹皮が浅くはがれる様子からという説あり。
「ミノカブリ」は、樹皮のはがれ方が、ミノムシが蓑(みの)をかぶっているように見える。
「ハネカワ」は、樹皮が羽根のようにはがれる。
樹形:落葉高木
葉:互生、不揃いの重鋸歯、先端は尖る、若葉は両面に軟毛が密生 その後葉柄と裏面脈上のみに残る
花:雌雄同株、雄花は 尾状花序で黄褐色、雌花は緑色、風媒花
花期:4~5月
果実:堅果が集まった複合果、果穂の長さ5~6cm、果苞は長楕円形(長さ1.5cm)で堅果を包み込む、風散布
果期:10~11月
備考:[1-1981][114][1-202P][406P][下200]
樹皮は浅く縦に裂けて、そり返った長い薄片となってはがれる。
若枝は有毛。 -
ハナミズキ Cornus florida
ミズキ科ミズキ属
漢字:花水木
別名:アメリカヤマボウシ
名前の由来:
美しい花(総苞)をつけるミズキ。
「ミズキ(水木)」は、ミズキの名前の由来参照。
樹形:落葉高木
葉:対生、全縁、弧を描く側脈が目立つ、裏面は粉白色を帯びる
花:両性花、頭状花、黄緑色、4枚の総苞片は、白色または淡紅色、虫媒花
花期:4~5月
果実:液果状の核果、楕円形(長さ1cm)、暗紅色、動物(主に鳥)散布
果期:9~10月
備考:[2-2851][1976][2-646P][546P][下241]
北アメリカ原産。大正時代に東京市長がワシントンに贈ったサクラの返礼として日本へ渡来した「日米親善の木」として有名。
静岡市の木。
<ヤマボウシとの違い><総苞片の先端が異なる理由>
ヤマボウシの備考参照。 -
サンカクヅル Vitis flexuosa
ブドウ科ブドウ属
漢字:三角蔓
別名:ギョウジャノミズ(行者之水)
名前の由来:
葉の形が三角形。
「ギョウジャノミズ」は、山中で修行する行者がこのつるを切り、その中の水でのどを潤した伝説あり。実際に、このつるを長く2か所で切りはなし、先端に近い方を口にくわえて吹くと、基部の方から水が出る。
樹形:蔓性落葉木本
葉:互生、巻きひげと対生
花:雌雄異株、円錐花序、淡黄緑色
花期:5~6月
果実:液果、黒色
果期:9~10月
備考:
黒く熟した果実はヤマブドウより甘味がある。
<アマヅルとの葉縁の違い>
本種は、低い歯牙状の鋸歯がある。アマヅルは、低い波状の鋸歯で、その先端が小さな突起になっている。
<ブドウ属>
ヤマブドウの備考参照。 -
ヒコサンヒメシャラ Stewartia serrata




































