【注意】備忘録。誤りがある可能性あり。

投稿者: kona

  • ミヤマザクラ

    基本情報

    • 学名:Prunus maximowiczii
    • 科名・属名:バラ科サクラ属
    • 漢字名:深山桜

    名前の由来

    • 山地から亜高山帯下部の標高の高い所に生える「サクラ」

    生育地

    • 山地から亜高山帯下部

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 紫褐色。横長の皮目が横に並ぶ

    • 葉序:互生
    • 葉形:倒卵状楕円形。葉身長4~8cm
    • 葉縁:欠刻状の重鋸歯。鋸歯の先端は腺になる
    • 葉質:表面は斜上する毛が散生。裏面は脈上に伏毛が多い
    • 葉柄:1~1.5cm、淡褐色の毛が密生
    • その他:葉身の基部に目立たない蜜腺がつく

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:葉腋に長さ4~8cmの総状花序をだし、白色の花を4~10個つける
    • 花被:花は直径1.5~2cm。花弁5個、長さ6~8mmの広楕円形で、先端は切れ込まない。雄しべは34~38個で、花柱とほぼ同長。雌しべは長さ約1cm。萼は伏毛あり。萼筒は長さ約3.5mmの鐘形。萼片は長さ2.5~3mmの長楕円形で、ふちに鋸歯があり、先端は腺
    • 花柄:長さ1~1.5cm、斜上する毛あり
    • 苞(葉):花柄の基部には長さ5~8mmの苞(葉)あり。苞(葉)は緑色で、ふちに歯牙あり。果期まで残る
    • 開花期:5~6月、葉の展開後
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:核果
    • :直径1cmほどの球形
    • 成熟期:7~8月、黒色
    • 果柄:赤みを帯び、褐色の毛あり。基部に苞(葉)が残る

    種子

    • :核は扁平な楕円形で、表面にはしわ状の隆起あり
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 花芽は長さ4~5mm卵形。葉芽はやや細い。芽鱗は7~10個、ふちに鋸歯状のギザギザあり

    葉痕

    • :三円形~三日月形
    • 維管束痕:3個?

    用途


    特記事項

    • 他のサクラとの違い
      • 総状花序
      • 花弁はまるく、先端に切れ込みなし
      • 苞(葉)が果期まで残る
      • 核の表面にしわ状の隆起あり

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1659]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1237]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-526P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[235P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上144]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ミヤマザクラ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    ミヤマザクラ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    ミヤマザクラ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
  • マメザクラ

    基本情報

    • 学名:Prunus incisa
    • 科名・属名:バラ科サクラ属
    • 漢字名:豆桜
    • 別名:フジザクラ(富士桜)

    名前の由来

    • ほかのサクラに比べて、葉も花も小さい
    • 「フジザクラ(富士桜)」は、箱根から伊豆半島、富士山麓周辺に多く分布

    生育地

    • 丘陵から山地の林縁や明るい樹林など

    樹形

    • 落葉小高木

    樹皮

    • 暗灰色でざらつき、横に並んだ皮目が点在

    • 葉序:互生
    • 葉形:倒卵形~卵形。葉身長2~5cm(サクラ属で最も小さい)。先は尾状にとがる
    • 葉縁:欠刻状の重鋸歯
    • 葉質:両面に伏毛が散生
    • 葉柄:0.4~1cm、斜上する毛が密生
    • その他:葉身の基部に蜜腺がつく。しばしば柄がある

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:前年枝の葉腋に散形花序をだし、白色または淡紅色の花を1~3個つける。柄はほとんどなし
    • 花被:花は直径約2cmで下向きに咲く。花弁5個、長さ約1cmの広楕円形~倒卵形で、先に切れ込みあり。萼筒は長さ5~6mmの鐘状筒形。萼片は卵状楕円形で、先端は鈍く、ふちは全縁。雄しべ約38個。雌しべの柱頭は雄しべと同長かすこしつきでる。花柱と子房は無毛
    • 花柄:長さ8~15mm、斜上する毛が密生
    • 開花期:3月下旬~5月上旬、葉の展開前または展開時
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:核果
    • :直径約8mmの扁球形
    • 成熟期:6月、黒色
    • 食用:可。甘味あり

    種子

    • :核は長さ6~7mmの扁平な卵形で、表面はなめらか
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 卵形。花芽は葉芽より大きい

    葉痕

    • :半円形~三日月形?
    • 維管束痕:3個?

    用途


    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1653]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1231]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-494P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[233P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上143]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    マメザクラ
    20230619_富士山こどもの国
    マメザクラ
    20230619_富士山こどもの国
    マメザクラ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    マメザクラ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    マメザクラ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    マメザクラ
    20250407_朝霧高原
    マメザクラ
    20250407_朝霧高原
    マメザクラ
    20250407_朝霧高原
    マメザクラ
    20250416_朝霧高原
    マメザクラ
    20250416_朝霧高原
    マメザクラ
    20250416_朝霧高原
  • セイヨウバクチノキ

    基本情報

    • 学名:Prunus laurocerasus
    • 科名・属名:バラ科サクラ属
    • 漢字名:西洋博打の木

    名前の由来

    • 「セイヨウ(西洋)」は、ヨーロッパ原産
    • 「バクチ(博打)」は、樹皮が鱗片状にはがれるので、博打に負けて身ぐるみはがれることにたとえた

    生育地

    • 南西アジアから南東欧原産

    樹形

    • 常緑低木

    樹皮


    • 葉序:互生
    • 葉形:長楕円形、葉身長8~15cm
    • 葉縁:低鈍鋸歯
    • 葉質:革質。表面に光沢あり
    • 葉柄:1cm前後
    • その他裏面の基部の主脈付近に、黒色の蜜腺が2~3個あり

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:前年枝の葉腋に総状花序をだし、白色の花を多数つける
    • 花被:花は直径6~7mm?、花弁5個?
    • 開花期:4月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:核果
    • 成熟期:7~9月?、紫黒色?

    種子

    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽

    葉痕

    • 維管束痕

    用途

    • :重硬・強靭で家具材工具の柄などに用いる
    • 樹皮:紅~黄色の染料になる

    特記事項

    • バクチノキとは葉柄が短いこと、葉の先端が長く尖らないことなどにより区別できる

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1666]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1244]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[(1-541P)]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[241P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上145]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    セイヨウバクチノキ
    20230804_県立美術館
    セイヨウバクチノキ
    20230804_県立美術館
    セイヨウバクチノキ
    20230804_県立美術館
    セイヨウバクチノキ
    20240303_高山・市民の森
    セイヨウバクチノキ
    20240303_高山・市民の森
    セイヨウバクチノキ
    20240303_高山・市民の森
    セイヨウバクチノキ
    20240331_高山・市民の森
    セイヨウバクチノキ
    20240331_高山・市民の森
    セイヨウバクチノキ
    20250427_高山・市民の森
    セイヨウバクチノキ
    20250427_高山・市民の森
  • ナンキンナナカマド

    基本情報

    • 学名:Sorbus gracilis
    • 科名・属名:バラ科ナナカマド属
    • 漢字名:南京七竈
    • 別名:コバノナナカマド(小葉の七竈)

    名前の由来

    • 「ナンキン(南京)」は、小形の意味、中国の南京ではない
    • 「ナナカマド(七竈)」は、ナナカマド名前の由来参照

    生育地

    • 山地

    樹形

    • 落葉低木

    樹皮

    • ナナカマドと似ている?

    • 葉序:互生
    • 葉形:奇数羽状複葉。長さ8~15cm。小葉3~4対。小葉は、先端のものが最も大きく、基部のものほど小さくなる
    • 小葉形:楕円形。長さ2~6cm
    • 小葉縁先半分に鈍鋸歯、基部は全縁
    • 小葉柄:なし。小葉基部の葉軸上(節)に褐色の軟毛あり(ナナカマド属)
    • 紅葉:鮮やかな赤色で美しい

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先に複散房花序をだし、直径1cmほどの淡黄白色の花をつける(ナナカマドより少数)。基部に鋸歯のある大きな托葉があり、果期にも残る
    • 花被:花弁と萼片5個。花弁は長さ4~5mmでそり返る
    • 開花期:5月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:ナシ状果(偽果)
    • :直径6~8mmの球形。頂部に内側に曲がった萼片が残る
    • 成熟期:9~10月、赤色

    種子

    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 鱗芽

    葉痕

    • :三日月形。葉柄の基部が残り隆起する?
    • 維管束痕:5個?

    用途


    特記事項

    • ナナカマドとの小葉の違い
      • ナナカマドは、重鋸歯で先端が細長く伸びる。中間部のものが最も大きい。本種は、上半分だけに単鋸歯があり下半分は全縁、先端は短く鋭尖する。先端のものが最も大きく、基部のものほど小さくなる

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1716]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1068]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-669P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[311P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上165]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ナンキンナナカマド
    20241121_環境省生物多様性センター
    ナンキンナナカマド
    20241121_環境省生物多様性センター
  • ナナカマド

    基本情報

    • 学名:Sorbus commixta
    • 科名・属名:バラ科ナナカマド属
    • 漢字名:七竈

    名前の由来

    • 材が燃えにくく七度かまどに入れても燃え残る説、
    • 木炭として製炭するのに7日かかる説あり

    生育地

    • 山地。静岡県内ではブナ帯

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 若木は淡褐色で楕円形の皮目があり、ややなめらか。成木は暗灰色で浅く裂ける

    • 葉序:互生
    • 葉形:奇数羽状複葉。長さ15~25cm。小葉4~7対。小葉は、中央部のものが最も大きい
    • 小葉形:長楕円形。長さ4~9cm。先はとがる。基部は左右不相称
    • 小葉縁:細かく鋭い鋸歯または重鋸歯
    • 葉質:両面ほぼ無毛
    • 小葉柄:なし。小葉基部の葉軸上(節)に褐色の軟毛あり(ナナカマド属)
    • 紅葉:鮮やかな赤色で美しい

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:枝先に複散房花序をだし、直径6~10mmの白い花を多数つける。無毛または花期にまばらに褐色の軟毛あり
    • 花被:花弁と萼片5個。花弁は円形~卵円形。雄しべ20個。花柱は3~4個あり、基部に軟毛密生。萼筒は杯形で、はじめ褐色の軟毛あり。萼片は長さ1mmほどの三角形
    • 開花期:5~7月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:ナシ状果(偽果)
    • :直径5~6mmの球形。頂部に内側に曲がった萼片が残る
    • 成熟期:9~10月、赤色

    種子

    • :長さ3~4.5mmの卵形または卵状楕円形
    • 散布方法:動物(鳥)散布。果実は一度にたくさん熟すが、苦味成分や青酸配糖体を含み美味しくない。鳥は少しずつ食べて何度も来ることになり、種子は時間的にも空間的にも広くばらまかれることになる

    冬芽

    • 鱗芽
    • 頂芽は長さ1.2~1.8cmの長楕円形で先端はとがる。芽鱗は2~4個、樹脂のために粘ることあり。側芽はやや小さい

    葉痕

    • :三日月形。葉柄の基部が残り隆起する
    • 維管束痕:5個

    用途

    • :重硬・強靭で割れにくく、道具の柄や細工物の材料に用いられる

    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1711]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1063]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[1-664P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[310P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上165]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ナナカマド
    20230527_岩岳
    ナナカマド
    20230527_岩岳
    ナナカマド
    20230527_岩岳
    ナナカマド
    20230527_岩岳
    ナナカマド
    20230527_岩岳
    ナナカマド
    20230527_岩岳
  • トチノキ

    基本情報

    • 学名:Aesculus turbinata
    • 科名・属名:ムクロジ科トチノキ属
    • 漢字名:栃/橡の木

    名前の由来

    • アイヌの人々が実を「トチ」、幹を「トチニ」と呼んだことに由来する説、
    • トは「十」、チは「千」を表わし、果実がたくさんなる説あり

    生育地

    • 日本固有種
    • 渓流沿いの肥沃地。山地の沢沿い

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 成木は白っぽく、縦に浅く割れる。老木は黒く大きくはがれ落ちる

    • 葉序:対生
    • 葉形:掌状複葉。小葉7個(ときに5個や9個)、中央が最も大きく基部にいくほど小さくなる
    • 小葉形:倒長卵形。中央の長さ20~40cm。先が短くとがる
    • 小葉縁:鈍重鋸歯
    • 小葉脈:ほぼ平行な側脈が20~30対
    • 小葉質:表面無毛。裏面の脈上に短毛が生え、脈液に毛叢あり
    • 小葉柄:なし

    • 花性: 雌雄同種/異花
    • 花序:ほとんどが雄花で、下部に両性花が混じる。枝先に長さ15~25cmの円錐花序を直立し、多数の花つける
    • 花被:花は直径1.5cm。花弁4個、白色で基部に淡紅色の斑紋あり。萼片5個
      • 雄花:雄しべ7個、花から長くつきだし、先は上向きに曲がる。雌しべは退化して短い
      • 両性花:雌しべ1個。淡紅色を帯びた花柱がつきでる
    • 開花期:5~6月
    • 送粉方法:虫媒。
      • 花は円錐花序の下から咲きあがり、白い花びらには黄色い蜜標(ガイドマーク)があり、花粉や蜜がなくなると赤色に変わる。送粉者のマルハナバチの仲間は、蜜標の黄色と赤色を識別している。
      • ミツバチの重要な蜜源の一つ

    果実

    • 種類:蒴果
    • :直径3~5cmの倒卵状球形で、表面にいぼ状の突起が多い
    • 成熟期:9月。3裂し、1~2個の種子をだす

    種子

    • :褐色で光沢があり、下半分は大きなへそになる
    • 散布方法:重力散布または動物(貯食)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 頂芽は大きく、長さ1~4cm。側芽は小さい
    • 寒さと乾燥や虫から保護するため、頂芽は、冬の間、樹液が浸み出して樹脂状になり粘る

    葉痕

    • :半円~倒卵形
    • 維管束痕:5~9個。V字形に1列に並ぶ

    用途

    • 種子:そのままではシブくて食べられないが、アク抜きしてもち米と一緒について「栃餅」にする
    • :かたく模様(杢:もく)が美しいため、家具類やお盆、椀、建築材などに用いる

    特記事項

    • 大きな葉
      • 光合成の能力が高く、成長を速くする。ただし、水分の蒸散も激しく、根からの供給が追いつかなければ水不足になる。分布が沢沿いに多いのはこのため

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-2358]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1604]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-394P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[502P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下225]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[229P]
    • 「読む」植物図鑑:[1-52, 55P]

    写真

    トチノキ
    20220801_県立美術館
    トチノキ
    20220801_県立美術館
    トチノキ
    20220801_県立美術館
    トチノキ
    20220801_県立美術館
    トチノキ
    20220801_県立美術館
    トチノキ
    20230804_県立美術館
    トチノキ
    20230804_県立美術館
    トチノキ
    20230804_県立美術館
    トチノキ
    20230804_県立美術館
    トチノキ
    20250404_県立美術館
    トチノキ
    20240809_県立美術館
    トチノキ
    20240911_箱根湿生花園
    トチノキ
    20241129_県立美術館
    トチノキ
    20241129_県立美術館
    トチノキ
    20250404_県立美術館
    トチノキ
    20250404_県立美術館
    トチノキ
    20250404_県立美術館
  • ムクロジ

    基本情報

    • 学名:Sapindus mukorossi
    • 科名・属名:ムクロジ科ムクロジ属
    • 漢字名:無患子

    名前の由来

    • 和名は、同じムクロジ科で中国原産のモクゲンジ「木欒子」を誤って本種にあて、日本語読みの「モクランシ」が転訛した
    • 漢字の「無患子」は、「子が患わ無い」という意味。種子は羽根突きの玉に使われ、羽子板が厄や病気を跳ね返す無病息災のお守りになったり、種子自体をお守りにする

    生育地

    • 神社に植えられている。自生というより植栽

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 淡黄褐色でなめらか。老木では大きくはがれ落ちる

    • 葉序:互生
    • 葉形:偶数羽状複葉。小葉4~6対。長さ30~70cm。小葉の葉軸へのつき方にずれがあり左右不相称
    • 小葉形:長楕円形。長さ7~15cm
    • 小葉縁:全縁
    • 小葉脈:側脈や細脈は両面に少し隆起
    • 小葉質:両面無毛/微毛ありの記載もあり

    • 花性: 雌雄同種/異花
    • 花序:雄花と雌花が混じる。枝先に長さ20~30cmの円錐花序をだし、黄緑色の花を多数つける
    • 花被:花は直径4~5mm。花弁と萼片4~5個
      • 雄花:雄しべ8~10個。花糸の長さ約4mm、下半分に軟毛あり
      • 雌花:雄しべは雄花より短い。雌しべは長さ約3mm。心皮は3個あるが、1個だけ成熟
    • 開花期:6月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:核果
    • :直径2~3cmの球形。基部には成熟しなかった心皮が残る
    • 成熟期:10~11月
    • 果皮:袋状で半透明なあめ色

    種子

    • :核は直径約1cm。黒くてかたい、光沢なし
    • 散布方法:重力散布または動物(貯食)散布?

    冬芽

    • 鱗芽
    • 半球形。主芽の下に副芽あり

    葉痕

    • :ハート形
    • 維管束痕:3個

    用途

    • 果皮:サポニンが多く、泡立ちがよく、昔は洗剤や洗髪に用いた
    • 核(種子):かたく黒い核は、羽根突きの玉や数珠などに用いた
    • その他
      • ムクロジ笛:上部の果皮の薄いところを削って穴をあけ、ストローまたは直接息を吹きかけると、ホイッスルのように大きな音で鳴る
      • シャボン玉:果実を集めて水に浸けておき、よく振って泡をたてる
      • お守り:「無患子」は、子どもが患わないという意味でお守りにする

    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-2361]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1599]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-390P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[500P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下226]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[174P]
    • 「読む」植物図鑑:[2-118, 121P]

    写真

    ムクロジ
    20220801_県立美術館
    ムクロジ
    20220801_県立美術館
    ムクロジ
    20231031_山梨・健康の森
    ムクロジ
    20231031_山梨・健康の森
    ムクロジ
    20231031_山梨・健康の森
    ムクロジ
    20231031_山梨・健康の森
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20240912_有度山 成熟しなかった心皮が残る 
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20241028_県立美術館
    ムクロジ
    20241129_県立美術館
    ムクロジ
    20251029_寸又峡
    ムクロジ
    20251029_寸又峡
    ムクロジ
    20251029_寸又峡
  • ミツデカエデ

    基本情報

    • 学名:Acer cissifolium
    • 科名・属名:ムクロジ科カエデ属
    • 漢字名:三出楓

    名前の由来

    • 「ミツデ(三出)」は、3出複葉
    • 「カエデ(楓)」は、イロハカエデ名前の由来参照

    生育地

    • 日本固有種
    • 山地の湿り気のある肥沃な谷間や山腹の斜面

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 灰褐色でなめらか

    • 葉序:対生
    • 葉形:3出複葉
    • 葉柄:3~10cm。赤みを帯びる
    • 小葉形:卵状楕円形。長さ4~10cm。先は尾状にとがる
    • 小葉縁:欠刻状の粗鋸歯
    • 小葉質:両面にまばらに白色の毛があり、特に裏面の脈液に密生

    • 花性: 雌雄異株
    • 花序:側芽から長さ5~15cmの総状花序を垂れ下げ、黄色の花を20~50個つける。白色の短毛あり
    • 花被:花弁と萼片4個。花弁は長さ約2.5mmの線形
      • 雄花:雄しべ4個。花糸の下部がふくらむ
      • 雌花:子房は無毛または毛が散生。退化雄しべなし
    • 開花期:4~5月、葉の展開後
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:翼果
    • :分果は長さ2.5~3cmで、短毛あり。翼は鋭角に開く
    • 成熟期:7~10月

    種子

    • 散布方法:翼による風散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 枝先に頂生側芽を伴った頂芽がつく。側芽は対生。芽鱗は2対で、軟毛が生える。頂芽は長さ約5mm

    葉痕

    • :浅いV字形またはU字形
    • 維管束痕:不明瞭

    用途


    特記事項

    • メグスリノキとの花序の違い
      • ミツデカエデは、5~15cmの細長い総状で垂れ下がり、20~30と多数の花がつくが、メグスリノキは、散形で垂れ下がり、花は1~5個で少ない

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-2397]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1594]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-384P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[496P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下211]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[(173P)]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ミツデカエデ
    20230502_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20230502_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20230502_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20240504_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20240504_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20250412_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20250412_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20250412_高山・市民の森
  • メグスリノキ

    基本情報

    • 学名:Acer maximowiczianum
    • 科名・属名:ムクロジ科カエデ属
    • 漢字名:目薬の木
    • 別名:チョウジャノキ(長者の木)

    名前の由来

    • 樹皮や葉を煎じて洗眼液に用いた

    生育地

    • 日本固有種
    • 山地の谷間や山腹

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 灰褐色。成木では縦に裂ける

    • 葉序:対生
    • 葉形:3出複葉
    • 葉柄:2~4cm。灰白色の粗毛が密生
    • 小葉形:楕円形。側葉は左右不相称で、基部は下方にふくらむ。長さ5~14cm
    • 小葉縁:波状の鈍鋸歯
    • 小葉質:表面は成葉で無毛。裏面は全体に灰白色の粗毛あり、特に脈上に密生
    • 紅葉:サーモンピンク色に染まり美しい

    • 花性: 雌雄異株
    • 花序:散形花序を垂れ下げ、淡黄色の花をつける
      • 雄花序:花は3~5個
      • 雌花序:花は1~3個
    • 花被:花弁と萼片6個
      • 雄花:雄しべ12個、濃緑色の花盤の内側につく
    • 花柄開出する粗毛が密生
    • 開花期:5月、葉の展開と同時
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:翼果
    • :分果は長さ4~5cmで、黄褐色の毛が密生。翼は直角~鈍角に開く
    • 成熟期:8~10月

    種子

    • 散布方法:翼による風散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 枝先に頂生側芽を伴った頂芽がつく。側芽は対生。芽鱗は8~15対で、黄褐色の軟毛密生。頂芽は長さ7~10mm

    葉痕

    • :浅いV字形
    • 維管束痕:3個

    用途


    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-2398]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1595]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-386P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[497P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下210]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[(173P)]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    メグスリノキ
    20220911_高山・市民の森
    メグスリノキ
    20240911_箱根湿生花
    メグスリノキ
    20240911_箱根湿生花園
    メグスリノキ
    20240911_箱根湿生花園
    メグスリノキ
    20240918_箱根湿生花園
    メグスリノキ
    20240918_箱根湿生花園
    メグスリノキ
    20240918_箱根湿生花園
  • トウカエデ

    基本情報

    • 学名:Acer buergerianum
    • 科名・属名:ムクロジ科カエデ属
    • 漢字名:唐楓

    名前の由来

    • 「トウ(唐)」は、中国(唐)原産
    • 「カエデ(楓)」は、イロハカエデ名前の由来参照

    生育地

    • 中国原産。江戸時代(享保年間)に渡来
    • 剪定や大気汚染に強く、紅葉が美しいため、街路樹として植栽される

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 灰褐色。成木では短冊状にはがれる

    • 葉序:対生
    • 葉形:3浅裂。葉身長3~9cm
    • 葉縁:成木は全縁、幼木では鋸歯あり
    • 葉脈:三行脈が見立つ
    • 葉質:成葉は両面無毛。表面は光沢あり。裏面は白みを帯びる
    • 葉柄:2~10cm

    • 花性: 雌雄同株/異花
    • 花序:雄花と両性花が混じる。長さ2~3cmの散房花序に淡黄色の花を20個ほどつける。白い毛が密生
    • 花被:花弁と萼片5個。雄しべ8個、雄花では花弁より長い、両性花では花弁より短い。両性花の2裂した花柱が目立つ。花柱と子房には白い毛が密生。萼片は長さ約2mmの狭長楕円形
    • 開花期:4〜5月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:翼果
    • :分果は長さ約2cm。翼はあまり開かずほとんど平行か鋭角に開く
    • 成熟期:10月

    種子

    • 散布方法:翼による風散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 卵形で先はとがる。芽鱗は9~13対あり、ふちに灰色の毛が生える。側芽は対生

    葉痕

    • :V字形
    • 維管束痕:3個

    用途


    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[2-2394]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1591]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-364P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[494P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[下223]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[171P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    トウカエデ
    20231016_県立森林公園
    トウカエデ
    20231016_県立森林公園
    トウカエデ
    20231016_県立森林公園