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投稿者: kona

  • トウカエデ Acer buergerianum

    ムクロジ科カエデ属
    漢字:唐楓
    名前の由来:
    「トウ(唐)」は、中国(唐)原産。
    「カエデ(楓)」は、イロハカエデの名前の由来参照。
    樹形:落葉高木
    葉:対生
    花:雌雄同株(ひとつの花序に雄花と両性花が混じる)、散房花序、淡黄色
    花期:4~5月
    果実:翼果、翼は幅が広くあまり開かない
    果期:7~9月
    備考:
    剪定や大気汚染に強く、紅葉が美しいため街路樹に用いる。
    幼木の葉には葉縁に細かい鋸歯があるが、成木ではなくなる。

    トウカエデ
    20231016_県立森林公園
    トウカエデ
    20231016_県立森林公園
    トウカエデ
    20231016_県立森林公園
  • テンニンソウ Leucosceptrum japonicum

    シソ科テンニンソウ属
    漢字:天人草
    名前の由来:
    葉:対生
    花:唇形花、淡黄色、雄しべおよび雌しべは花冠より長い
    花期:8~10月
    習性:多年草
    備考:茎は四角形。

    テンニンソウ
    20240918_箱根湿生花園
    テンニンソウ
    20240918_箱根湿生花園
  • テイカカズラ Trachelospermum asiaticum

    キョウチクトウ科テイカカズラ属
    漢字:定家葛
    名前の由来:
    「定家」は、平安朝の歌人、藤原定家に因む。
    藤原定家が式子(しょくし)内親王(後白河天皇の娘)に思いを寄せつづけ、内親王の没後もその墓に葛(かずら)となって絡みついたという伝説による。
    樹形:蔓性常緑木本
    葉:対生
    花:両性花、集散花序、白色→黄色、芳香あり
    花期:5~6月
    果実:袋果、鞘状で熟すと赤くなり裂けて冠毛をもつ種子を出す
    果期:10~11月
    備考:蔓は最初は地面をはうが、木の幹を見つけると高みによじ登る。その際、茎の途中から粘液を分泌する気根(付着根)を出してへばりつき、木の幹をはい上がって側面をおおう。

    テイカカズラ
    20221127_朝鮮岩
    テイカカズラ
    20221127_朝鮮岩
    テイカカズラ
    20231021_その他
    テイカカズラ
    20231021_その他
    テイカカズラ
    20231021_その他
    テイカカズラ
    20240519_遊木の森
    テイカカズラ
    20240519_遊木の森
  • ツワブキ Farfugium japonicum

    キク科ツワブキ属
    漢字:石蕗
    名前の由来:葉に光沢があるフキという意味の「艶蕗」が転訛した。
    葉:根生葉を束生
    花:まわりの舌状花と中心の筒状花の集まった頭状花序、黄色
    花期:10~12月
    果実:瘦果、冠毛を密生
    習性:多年草
    備考:葉柄はフキと同じように、きゃらぶき(甘く煮詰めたもの)にして食べる。

    ツワブキ
    20241028_県立美術館
    ツワブキ
    20241028_県立美術館
  • ツルリンドウ Tripterospermum trinervium

    リンドウ科ツルリンドウ属
    漢字:蔓竜胆
    名前の由来:
    「リンドウ」に似て蔓性。
    「リンドウ(竜胆)」は、エゾリンドウの名前の由来参照。
    葉:対生、裏面は紫色を帯びる
    花:淡紫色
    花期:8~10月
    果実:液果、紅紫色
    習性:蔓性多年草

    ツルリンドウ
    20241121_環境省生物多様性センター
  • ツルニンジン Codonopsis lanceolata

    キキョウ科ツルニンジン属
    漢字:蔓人参
    別名:ジイソブ
    名前の由来:蔓性で根が朝鮮人参のように太い。
    葉:互生
    花:白緑色、内側に紫褐色の斑点あり
    花期:8~10月
    果実:蒴果
    習性:蔓性多年草
    備考:
    雄性先熟。
    葉や茎を切ると白い乳液が出て、切り傷の薬効あり。

    ツルニンジン
    20231021_朝鮮岩
    ツルニンジン
    20231021_朝鮮岩
    ツルニンジン
    20231021_朝鮮岩
    ツルニンジン
    20231119_朝鮮岩
    ツルニンジン
    20231119_朝鮮岩
    ツルニンジン
    20240918_箱根湿生花園
    ツルニンジン
    20240918_箱根湿生花園
    ツルニンジン
    20240918_箱根湿生花園
  • ツルコウジ Ardisia pusilla

    サクラソウ科ヤブコウジ属
    漢字:蔓柑子
    名前の由来:枝がつる状に匍匐し、葉や果実がミカン科のコウジ(柑子)に似る。
    樹形:常緑低木
    葉:互生
    花:両性花、白色
    花期:5~8月
    果実:核果、赤色
    果期:12月頃
    備考:
    ヤブコウジとの違い>
    ヤブコウジの備考参照。

    ツルコウジ
    20220223_朝鮮岩
    ツルコウジ
    20220306_朝鮮岩
    ツルコウジ
    20220306_朝鮮岩
  • ツルグミ Elaeagnus glabra

    グミ科グミ属
    漢字:蔓茱萸
    名前の由来:
    「ツル(蔓)」は、枝が蔓状になる。
    「グミ(茱萸)」は、「グイ(とげのこと)」のある木になる実で「グイミ」から説、
    小さな実をつけることから「小実(コミ)」が転訛した説など諸説あり。
    樹形:蔓性常緑低木
    葉:互生
    花:両性花、単花被花(花冠なし萼のみ)、淡褐色
    花期:10~11月
    果実:液果状の偽果、赤色
    果期:4月
    備考:
    側枝は枝の伸びる方向と逆向きに出て、他の植物にひっかかって上に伸びていく。
    赤く熟した果実は食べられる。
    <グミ属>
    萼が筒状に細長く伸び、先端が4裂している。萼筒にはくびれがあり、くびれから上部は花後脱落し、基部は肥大して偽果になる。
    葉や枝だけでなく、萼や果実にも多数の星や菊の花のような形をした鱗片(鱗状毛や星状毛)が密生する。
    多くは短い枝がとげ状になっている。

    ツルグミ
    20231023_県立森林公園
    ツルグミ
    20231023_県立森林公園
    ツルグミ
    20231115_遊木の森
    ツルグミ
    20231115_遊木の森
    ツルグミ
    20231115_遊木の森
  • ツルアリドオシ Mitchella undulata

    アカネ科ツルアリドオシ属
    漢字:蔓蟻通し
    名前の由来:「アリドオシ」に似て蔓性。
    葉:対生
    花:白色
    花期:6~7月
    果実:液果、赤色
    習性:常緑蔓性多年草
    備考:
    茎は地上をはい、節から根を出す。
    1対で咲く2つの花の基部にある子房が合着しており、結実すると、1つの果実ができ、表面には左右2個の花の萼痕がある。
    <異型花柱性>
    「長花柱短雄しべ」と「短花柱長雄しべ」がある「異型花柱性(2型花)」で、自家受粉を回避する。

    ツルアリドオシ
    20240930_大室山ブナ林
    ツルアリドオシ
    20240930_大室山ブナ林
  • ツルアジサイ Hydrangea petiolaris

    アジサイ科アジサイ属
    漢字:蔓紫陽花
    別名:ツルデマリ(蔓手鞠)、ゴトウヅル(梧桐蔓)
    名前の由来:
    「ツル(蔓)」は、蔓性。
    「アジサイ(紫陽花)」は、コアジサイの名前の由来参照。
    樹形:蔓性落葉木本
    葉:対生
    花:両性花、散房状の集散花序、白色
    花期:6~7月
    果実:蒴果
    果期:9~10月
    備考:
    気根(付着根)を出して岩や木に這い上がる。
    イワガラミの備考参照。

    ツルアジサイ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    ツルアジサイ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    ツルアジサイ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    ツルアジサイ
    20240719_富士山太郎坊周辺
    ツルアジサイ
    20240719_富士山太郎坊周辺