【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

投稿者: kona

  • タンキリマメ Rhynchosia volubilis

    マメ科タンキリマメ属
    漢字:痰切豆
    名前の由来:種子を食べると痰をとめるとされる。
    葉:互生、3出複葉
    花:総状花序、蝶形花、淡黄色
    花期:7~9月
    果実:豆果、赤色、種子2個は黒色
    習性:蔓性多年草
    備考:葉の両面、特に葉裏に黄褐色の短い軟毛を密生し、特に葉脈上に多い。

    タンキリマメ
    20241028_県立美術館
    タンキリマメ
    20241028_県立美術館
    タンキリマメ
    20241028_県立美術館
  • タラヨウ Ilex latifolia

    モチノキ科モチノキ属
    漢字:多羅葉
    名前の由来:葉裏面を傷つけると黒変して字が書ける(備考の記事参照)ことを、昔、インドで葉に経文(きょうもん)を書いたバイタラヨウ(貝多羅葉)の葉にたとえた。
    樹形:常緑高木
    葉:互生
    花:雌雄異株、黄緑色
    花期:5~6月
    果実:核果、赤色
    果期:10~12月
    備考:
    この葉の裏を棒などで引っ掻くと、黒く変色して文字を書くことができる。傷口を黒い物質で固めることで、病原菌の侵入を防ぐ。黒く文字が浮き出るのは、傷つけられた細胞内の酸化酵素が水溶性のタンニンを酸化させ、不溶性のタンニンが生じて黒褐色になるからといわれる。
    ネズミモチ、トウネズミモチ、アオキ、ヤツデなどの葉も同様。
    「葉書の樹」とも呼ばれ、郵便局のシンボルツリーとなっている。
    葉はお茶の代用となり、材は轆轤(ろくろ)細工に用いられる。
    モチノキ、ヤマグルマ、クロガネモチ、ナナミノキ、ソヨゴ同様に樹皮から「鳥モチ」が採れる。

    タラヨウ
    20211026_駿府城公園
    タラヨウ
    20211026_駿府城公園
    タラヨウ
    20240407_駿府城公園
    タラヨウ
    20240407_駿府城公園
    タラヨウ
    20240407_駿府城公園
    タラヨウ
    20240407_駿府城公園
  • タラノキ Aralia elata

    ウコギ科タラノキ属
    漢字:楤木
    名前の由来:朝鮮語に由来する説あり。
    樹形:落葉低木
    葉:互生、2回奇数羽状複葉
    花:雌雄同株(枝の上部の花序に両性花、下方の花序に雄花が多い)、複散形花序、淡緑白色
    花期:8~9月
    果実:液果、黒紫色
    果期:9~10月
    備考:
    とげのある真っ直ぐな幹に、直接葉がついた樹形で、とげが多い(葉柄、葉軸、小葉軸、小葉の表裏にとげあり)。
    新芽(タラノメ)は「山菜の王様」や「山のバター」と呼ばれ、脂質とタンパク質が多く栄養価が高い。
    最初に出る芽を採っても枯れることはないが、二番目あるいは三番目に出る芽を採ると枯れることがある(三番目採取で6~7割が枯死)。
    葉軸基部に接する所の小葉は1枚しかない。
    樹皮や根皮は、糖尿や腎臓、胃腸病に用いる。また、根を煎じたものは糖尿病の民間薬、茎にあるトゲは煎じて高血圧、葉は健胃整腸薬として用いた。

    タラノキ
    20220613_高山・市民の森
    タラノキ
    20220613_高山・市民の森_
    タラノキ
    20220619_遊木の森
    タラノキ
    20220619_遊木の森
    タラノキ
    20220619_遊木の森
    タラノキ
    20220911_高山・市民の森
    タラノキ
    20230626_富士山こどもの国
    タラノキ
    20230626_富士山こどもの国
    タラノキ
    20241006_高山・市民の森
    タラノキ
    20241006_高山・市民の森
  • タムラソウ Serratula coronata ssp. insularis

    キク科タムラソウ属
    漢字:田村草
    名前の由来:不明
    葉:互生、とげなし
    花:筒状花の集まった頭状花序、紅紫色
    花期:8~10月
    果実:瘦果、無毛で花床に斜めにつき冠毛は羽毛状にならず花柱の分枝は互いに離れて反曲する
    習性:多年草

    タムラソウ
    20240911_箱根湿生花園
    タムラソウ
    20240911_箱根湿生花園
  • タムシバ Magnolia salicifolia

    モクレン科モクレン属
    漢字:
    別名:カムシバ(噛柴)、ニオイコブシ(匂辛夷)
    名前の由来:
    葉を噛むとグリーンガムのような香りと少し甘い味がするので、カムシバ(噛む柴)から転訛した説が有力、
    他、花が咲くのを田んぼの準備の目安とした「田の柴」説、
    葉にタムシのような斑点ができる「田虫の葉」説あり。
    「ニオイコブシ(匂辛夷)」は、枝に含まれた精油成分が香りを発する。
    樹形:落葉高木
    葉:互生、裏は白色を帯びる
    花:両性花、白色、芳香あり
    花期:4~5月
    果実:袋果が集まった集合果、種子は赤色
    果期:10月
    備考:コブシの備考参照。

    タムシバ
    20240911_箱根湿生花園
    タムシバ
    20240911_箱根湿生花園
    タムシバ
    20240911_箱根湿生花園
  • タマアジサイ Hydrangea involucrata

    アジサイ科アジサイ属
    漢字:玉紫陽花
    別名:ヤマタバコ(山煙草)
    名前の由来:
    「タマ(玉)」は、枝の先端の蕾(総苞に包まれた花序)が径2~3cmの球形。
    「アジサイ(紫陽花)」は、コアジサイの名前の由来参照。
    「ヤマタバコ(山煙草)」は、タバコが品薄だった戦時中に、葉を乾燥させてタバコの葉に混ぜる増量剤として出荷された。
    樹形:落葉低木
    葉:対生
    花:両性花、散房花序、淡紫色、装飾花(萼片4枚)は白色
    花期:7~9月
    果実:蒴果
    果期:9~11月
    備考:
    葉の両面に硬い毛が密生しザラザラしている。
    樹皮は薄く大きくはがれる。

    タマアジサイ
    20220903_朝鮮岩
    タマアジサイ
    20220903_朝鮮岩
    タマアジサイ
    20220903_朝鮮岩
  • タブノキ Machilus thunbergii

    クスノキ科タブノキ属
    漢字:椨の木
    別名:イヌグス(犬樟)
    名前の由来:
    朝鮮語で丸木舟を「トンバイ」といい、丸木舟を作る木の意味から転化した説あり。
    「イヌグス(犬樟)」は、クスノキより材質が劣る。
    樹形:常緑高木
    葉:互生
    花:両性花、円錐花序、同花被花(花冠と萼が同形で区別できない)、黄緑色
    花期:4~6月
    果実:液果、黒紫色、果柄は赤みを帯びる(二色効果)、種子は褐色
    果期:7~8月
    備考:
    材はクスノキより少し重硬。芳香はないが、クスノキ同様に用いられる。
    卵形で大きい混芽をつける。
    樹皮は、粘性があり、線香の粘着剤として用いられた。また、絹織物の黄八丈(きはちじょう)の鳶(とび)色の染料にもなる。

    タブノキ
    20211030_遊木の森
    タブノキ
    20220205_朝鮮岩
    タブノキ
    20220212_朝鮮岩
    タブノキ
    20220223_朝鮮岩
    タブノキ
    20220223_朝鮮岩
    タブノキ
    20220223_朝鮮岩
    タブノキ
    20220223_朝鮮岩
    タブノキ
    20220410_満観峰
    タブノキ
    20220504_朝鮮岩
    タブノキ
    20220619_遊木の森
    タブノキ
    20220619_遊木の森
    タブノキ
    20220801_県立美術館
    タブノキ
    20220801_県立美術館
    タブノキ
    20220801_県立美術館
    タブノキ
    20240414_県立美術館
    タブノキ
    20240414_県立美術館
    タブノキ
    20240414_県立美術館
  • タニウツギ Weigela hortensis

    スイカズラ科タニウツギ属
    漢字:谷空木
    名前の由来:
    「タニ(谷)」は、谷間に多く生える。
    「ウツギ(空木)」は、ウツギの名前の由来参照。枝の髄は白く充実している。
    樹形:落葉低木
    葉:対生
    花:両性花、散房花序、淡紅色
    花期:5~6月
    果実:蒴果
    果期:10月頃
    備考:葉裏の脈の両側に白い毛が密生する。

    タニウツギ
    20220619_遊木の森
    タニウツギ
    20220619_遊木の森
    タニウツギ
    20220619_遊木の森
    タニウツギ
    20220619_遊木の森
    タニウツギ
    20240427_遊木の森
    タニウツギ
    20240427_遊木の森
    タニウツギ
    20240427_遊木の森
    タニウツギ
    20240911_箱根湿生花園
    タニウツギ
    20240911_箱根湿生花園
    タニウツギ
    20240911_箱根湿生花園
  • タチツボスミレ Viola grypoceras

    スミレ科スミレ属
    漢字:立坪菫
    名前の由来:
    「タチツボ(立坪)」は、花のあと茎がのびて立ち、庭(坪)に生える。
    「スミレ(菫)」は、横から見た花の形が、大工道具の墨入れに似ていて、墨入れが転訛した説(墨入れを横から見ると、少し膨らんでいる墨壷部分の形が、スミレの花を横から見た時の距の形に似ている)、
    食用に「摘まれる」を語源とする説、
    花を染料にした「染みれ」を語源とする説、
    「つみれ」のような形で食用になった説など諸説あり。
    葉:互生
    花:淡紫色(変異が多い)
    花期:4~5月
    果実:蒴果
    習性:多年生
    備考:
    <交配方法(ハナバチ類をターゲット)>
    距にたまった蜜を吸おうとハナバチ類が潜り込んで体に花粉がつき、吸蜜に向かった他の花で交配する。植物の交配は、ハナバチ類のような一定の植物に訪花する定花性の昆虫でないと役に立たない。スミレの距の長さ(8mm程)とハナバチの口の長さ(10mm程)が適寸で合致している同士。
    <閉鎖花>
    スミレは、3月中旬から5月中旬の春に花を咲かせ、ハナバチなどの昆虫に花粉を運んで他家受粉するが、夏や秋は、花を咲かせない閉鎖花による自家受粉を行う。花弁を作らないので省エネになり、少ない日光でも、秋まで種子を作り続けることができる。
    <アリ散布>
    ハコベの備考参照。

    タチツボスミレ
    20220410_朝鮮岩
    タチツボスミレ
    20220410_朝鮮岩
    タチツボスミレ
    20240331_高山・市民の森
    タチツボスミレ
    20240331_高山・市民の森
  • タケニグサ Macleaya cordata

    ケシ科タケニグサ属
    漢字:竹似草
    名前の由来:茎が中空で竹に似る説あり。
    葉:互生
    花:円錐花序、単花被花(花冠なし早落萼のみ)、白色
    花期:7~8月
    果実:蒴果
    習性:多年草
    備考:
    茎や葉に黄色の汁を含む有毒植物。
    <アリ散布>
    ハコベの備考参照。

    タケニグサ
    20240608_遊木の森
    タケニグサ
    20240608_遊木の森
    タケニグサ
    20240608_遊木の森