【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

投稿者: kona

  • チャノキ Camellia sinensis

    ツバキ科ツバキ属
    漢字:茶の木
    名前の由来:漢名の「茶」を音読みした。
    樹形:常緑低木
    葉:互生
    花:両性花、白色
    花期:10~11月
    果実:蒴果、褐色~帯赤褐色、種子は褐色
    果期:翌年の9~11月
    備考:
    中国西南部、ベトナムからインド周辺の原産。
    展開する新葉を摘んで緑茶などにする。

    チャノキ
    20241015_遊木の森
    チャノキ
    20241015_遊木の森
    チャノキ
    20241015_遊木の森
    チャノキ
    20241015_遊木の森
    チャノキ
    20241015_遊木の森
  • チドリノキ Acer carpinifolium

    ムクロジ科カエデ属
    漢字:千鳥の木
    別名:ヤマシバカエデ(山柴楓)
    名前の由来:翼果の形を千鳥が飛ぶ姿に見立てた。
    樹形:落葉高木
    葉:対生
    花:雌雄異株、総状花序、淡黄色
    花期:4~5月
    果実:翼果
    果期:8~10月
    備考:
    日本固有種。
    黄葉した葉は落葉しにくく、春まで着いているものが多い。

    チドリノキ
    20230817_西臼塚
    チドリノキ
    20230817_西臼塚
    チドリノキ
    20230817_西臼塚
    チドリノキ
    20230817_西臼塚
    チドリノキ
    20230817_西臼塚
    チドリノキ
    20240911_箱根湿生花園
    チドリノキ
    20240911_箱根湿生花園
    チドリノキ
    20240911_箱根湿生花園
    チドリノキ
    20241006_高山・市民の森
    チドリノキ
    20241006_高山・市民の森
    チドリノキ
    20241006_高山・市民の森
    チドリノキ
    20241108_高山・市民の森
    チドリノキ
    20250309_高山・市民の森
    チドリノキ
    20250309_高山・市民の森
    チドリノキ
    20250309_高山・市民の森
  • チゴユリ Disporum smilacinum

    イヌサフラン科チゴユリ属
    漢字:稚児百合
    名前の由来:
    「チゴ(稚児)」は、可憐な小型の花を稚児に見立てた。
    「ユリ(百合)」は、ササユリの名前の由来参照。
    葉:互生
    花:白色
    花期:4~6月
    果実:液果、黒色
    習性:多年草

    チゴユリ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    チゴユリ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    チゴユリ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
  • チカラシバ Pennisetum alopecuroides

    イネ科チカラシバ属
    漢字:力芝
    別名:ミチシバ(道芝)
    名前の由来:
    土にしっかりと根をはり、容易に引き抜けない。
    「ミチシバ(道芝)」は、道ばたに多い。
    葉:
    花:黒紫色
    花期:8~11月
    習性:多年草

    チカラシバ
    20241015_遊木の森
    チカラシバ
    20241015_遊木の森
  • タンナサワフタギ Symplocos coreana

    ハイノキ科ハイノキ属
    漢字:耽羅沢蓋木
    名前の由来:
    「タンナ(耽羅)」は、韓国・済州島の古名(耽羅(たんら))。この島で最初に発見された。
    「サワフタギ(沢蓋木)」は、サワフタギの名前の由来参照。
    樹形:落葉低木
    葉:互生
    花:両性花、円錐花序、白色
    花期:6月頃
    果実:核果、藍黒色
    果期:9~10月
    備考:
    材は白く堅く緻密で、櫛、算盤玉(そろばんだま)、印材に用いた。
    サワフタギとの違い>
    サワフタギの備考参照。

    タンナサワフタギ
    20230527_下十枚山・十枚山
    タンナサワフタギ
    20230527_下十枚山・十枚山
    タンナサワフタギ
    20240517_竜爪山
    タンナサワフタギ
    20240517_竜爪山
    タンナサワフタギ
    20240517_竜爪山
  • ダンコウバイ Lindera obtusiloba

    クスノキ科クロモジ属
    漢字:檀香梅
    名前の由来:
    「檀香梅」は、中国原産のロウバイの品種の漢名で、これを和名に転用した説あり。檀香は、白檀(ビャクダン)など香木の総称。材が白檀のような香りがあり、花がウメ(梅)に似ているため転用したらしい。
    樹形:落葉低木
    葉:互生
    花:雌雄異株、散形花序、黄色、芳香あり
    花期:2~4月
    果実:液果、赤色→黒紫色
    果期:9~10月
    備考:
    葉は、3浅裂の有無の異形葉性を示す。
    花、枝を折ったり、葉を揉むと芳香あり。
    アブラチャンとの違い>
    アブラチャンの備考参照。

    ダンコウバイ
    20220312_朝鮮岩
    ダンコウバイ
    20220312_朝鮮岩
    ダンコウバイ
    20220312_朝鮮岩
    ダンコウバイ
    20220410_満観峰
    ダンコウバイ
    20220410_満観峰
    ダンコウバイ
    20220504_朝鮮岩
    ダンコウバイ
    20220613_高山・市民の森
    ダンコウバイ
    20220613_高山・市民の森
    ダンコウバイ
    20220613_高山・市民の森
    ダンコウバイ
    20220613_高山・市民の森
    ダンコウバイ
    20220613_高山・市民の森
    ダンコウバイ
    20230108_満観峰
    ダンコウバイ
    20230108_満観峰
    ダンコウバイ
    20231101_清里自然歩道
    ダンコウバイ
    20231101_清里自然歩道
    ダンコウバイ
    20231101_清里自然歩道
    ダンコウバイ
    20231202_高山・市民の森
    ダンコウバイ
    20240310_朝鮮岩・満観峰
    ダンコウバイ
    20240310_朝鮮岩・満観峰
    ダンコウバイ
    20240310_朝鮮岩・満観峰
  • タンキリマメ Rhynchosia volubilis

    マメ科タンキリマメ属
    漢字:痰切豆
    名前の由来:種子を食べると痰をとめるとされる。
    葉:互生、3出複葉
    花:総状花序、蝶形花、淡黄色
    花期:7~9月
    果実:豆果、赤色、種子2個は黒色
    習性:蔓性多年草
    備考:葉の両面、特に葉裏に黄褐色の短い軟毛を密生し、特に葉脈上に多い。

    タンキリマメ
    20241028_県立美術館
    タンキリマメ
    20241028_県立美術館
    タンキリマメ
    20241028_県立美術館
  • タラヨウ Ilex latifolia

    モチノキ科モチノキ属
    漢字:多羅葉
    名前の由来:葉裏面を傷つけると黒変して字が書ける(備考の記事参照)ことを、昔、インドで葉に経文(きょうもん)を書いたバイタラヨウ(貝多羅葉)の葉にたとえた。
    樹形:常緑高木
    葉:互生
    花:雌雄異株、黄緑色
    花期:5~6月
    果実:核果、赤色
    果期:10~12月
    備考:
    この葉の裏を棒などで引っ掻くと、黒く変色して文字を書くことができる。傷口を黒い物質で固めることで、病原菌の侵入を防ぐ。黒く文字が浮き出るのは、傷つけられた細胞内の酸化酵素が水溶性のタンニンを酸化させ、不溶性のタンニンが生じて黒褐色になるからといわれる。
    ネズミモチ、トウネズミモチ、アオキ、ヤツデなどの葉も同様。
    「葉書の樹」とも呼ばれ、郵便局のシンボルツリーとなっている。
    葉はお茶の代用となり、材は轆轤(ろくろ)細工に用いられる。
    モチノキ、ヤマグルマ、クロガネモチ、ナナミノキ、ソヨゴ同様に樹皮から「鳥モチ」が採れる。

    タラヨウ
    20211026_駿府城公園
    タラヨウ
    20211026_駿府城公園
    タラヨウ
    20240407_駿府城公園
    タラヨウ
    20240407_駿府城公園
    タラヨウ
    20240407_駿府城公園
    タラヨウ
    20240407_駿府城公園
  • タラノキ Aralia elata

    ウコギ科タラノキ属
    漢字:楤木
    名前の由来:朝鮮語に由来する説あり。
    樹形:落葉低木
    葉:互生、2回奇数羽状複葉
    花:雌雄同株(枝の上部の花序に両性花、下方の花序に雄花が多い)、複散形花序、淡緑白色
    花期:8~9月
    果実:液果、黒紫色
    果期:9~10月
    備考:
    とげのある真っ直ぐな幹に、直接葉がついた樹形で、とげが多い(葉柄、葉軸、小葉軸、小葉の表裏にとげあり)。
    新芽(タラノメ)は「山菜の王様」や「山のバター」と呼ばれ、脂質とタンパク質が多く栄養価が高い。
    最初に出る芽を採っても枯れることはないが、二番目あるいは三番目に出る芽を採ると枯れることがある(三番目採取で6~7割が枯死)。
    葉軸基部に接する所の小葉は1枚しかない。
    樹皮や根皮は、糖尿や腎臓、胃腸病に用いる。また、根を煎じたものは糖尿病の民間薬、茎にあるトゲは煎じて高血圧、葉は健胃整腸薬として用いた。

    タラノキ
    20220613_高山・市民の森
    タラノキ
    20220613_高山・市民の森_
    タラノキ
    20220619_遊木の森
    タラノキ
    20220619_遊木の森
    タラノキ
    20220619_遊木の森
    タラノキ
    20220911_高山・市民の森
    タラノキ
    20230626_富士山こどもの国
    タラノキ
    20230626_富士山こどもの国
    タラノキ
    20241006_高山・市民の森
    タラノキ
    20241006_高山・市民の森
  • タムラソウ Serratula coronata ssp. insularis

    キク科タムラソウ属
    漢字:田村草
    名前の由来:不明
    葉:互生、とげなし
    花:筒状花の集まった頭状花序、紅紫色
    花期:8~10月
    果実:瘦果、無毛で花床に斜めにつき冠毛は羽毛状にならず花柱の分枝は互いに離れて反曲する
    習性:多年草

    タムラソウ
    20240911_箱根湿生花園
    タムラソウ
    20240911_箱根湿生花園