【注意】備忘録。誤りがある可能性あり。

投稿者: kona

  • ミヤマザクラ Prunus maximowiczii

    バラ科サクラ属
    漢字:深山桜
    名前の由来:山地から亜高山帯下部の標高の高い所に生える「サクラ」。
    樹形:落葉高木
    葉:互生、鋸歯の先端が腺になる、葉身の基部に蜜腺あり
    花:両性花、総状花序、白色
    花期:5~6月(他のサクラに比べて遅い)
    果実:核果、黒色
    果期:7~8月
    備考:
    <他のサクラとの違い>
    花弁の先が凹まない。
    花軸が長く(3cm程度)円形の葉状の苞葉つける。
    萼裂片がそりかえる。

    ミヤマザクラ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    ミヤマザクラ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    ミヤマザクラ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
  • ミヤマシキミ Skimmia japonica

    ミカン科ミヤマシキミ属
    漢字:深山樒
    名前の由来:
    「ミヤマ(深山)」は、林床に生える(奥山なわけではない)。
    「シキミ(樒)」は、シキミに葉や葉のつき方が似ており、シキミと同じように全体が有毒。シキミの名前の由来参照。
    樹形:常緑低木
    葉:互生
    花:雌雄異株、円錐花序、白色、香気あり
    花期:4~5月
    果実:核果、赤色
    果期:12月~2月
    備考:
    葉を日に透かすと細かい油点が多数見え、傷付けると強いにおいあり。
    葉、茎、果実は有毒で危険。口にすると嘔吐、痙攣、麻痺を起こす。昔はこの毒成分を利用して頭痛や目まいに処方したり、寄生中の駆除に用いた。

    ミヤマシキミ
    20211113_高山・市民の森
    ミヤマシキミ
    20211113_高山・市民の森
    ミヤマシキミ
    20211113_高山・市民の森
    ミヤマシキミ
    20231202_高山・市民の森
    ミヤマシキミ
    20240303_高山・市民の森
    ミヤマシキミ
    20240331_高山・市民の森
    ミヤマシキミ
    20241108_高山・市民の森
    ミヤマシキミ
    20241108_高山・市民の森
    ミヤマシキミ
    20250412_高山・市民の森
    ミヤマシキミ
    20250412_高山・市民の森
  • ミヤマオトコヨモギ Artemisia pedunculosa

    キク科ヨモギ属
    漢字:深山男蓬
    名前の由来:
    奥山に生える「オトコヨモギ」。
    「オトコヨモギ(男蓬)」は、漢名「牡蒿(ぼうこう)」の訳で、種子が小さいために種子がないものと誤認して、牡と名づけた説、
    果実がヨモギに比べて小さく、雌花だけ結実し、両性花は結実しない説あり。
    葉:茎葉は互生
    花:筒状花(雌花と両性花)の集まった頭状花序、下向き、淡黄色
    花期:7~8月
    果実:瘦果
    習性:多年草
    備考:亜高山帯に生える。

    ミヤマオトコヨモギ
    20230817_富士山五合目付近
    ミヤマオトコヨモギ
    20230817_富士山五合目付近
  • アキノキリンソウ Solidago virgaurea ssp. asiatica

    キク科アキノキリンソウ属
    漢字:秋の麒麟草
    名前の由来:
    「アキノ(秋の)」は、晩夏から秋に花が咲く。
    「キリンソウ(麒麟草)」は、ベンケイソウ科のキリンソウに似た花が咲く。
    葉:茎葉は互生
    花:まわりの舌状花(雌性)と中心の筒状花(両性)の集まった頭状花序、黄色
    花期:8~11月
    果実:瘦果、冠毛あり
    習性:多年草
    備考:[2-3766][2959][山519P 野552P]
    <ミヤマアキノキリンソウ(Solidago virgaurea subsp. leiocarpa)との違い>
    ミヤマアキノキリンソウはアキノキリンソウの高山型とされ、花が頂部に固まってつく傾向があるのに対してアキノキリンソウは比較的まばらにつく。厳密な区別は難しい。

    アキノキリンソウ
    20251029_寸又峡
    アキノキリンソウ
    20251029_寸又峡
    アキノキリンソウ
    20251029_寸又峡

    ミヤマアキノキリンソウ

    ミヤマアキノキリンソウ
    20230817_宝永遊歩道
    ミヤマアキノキリンソウ
    20230817_宝永遊歩道
  • ミミズバイ Symplocos glauca

    ハイノキ科ハイノキ属
    漢字:蚯蚓灰
    名前の由来:
    ハイノキの仲間で、果実がミミズの頭に似ている。
    「ハイノキ(灰の木)」は、木灰を染色の媒染剤に用いた。
    樹形:常緑小高木
    葉:互生
    花:両性花、短い穂状花序、白色
    花期:7~8月
    果実:核果、紫黒色
    果期:翌年の秋から冬
    備考:茎葉に異臭あり。

    ミミズバイ
    20231016_県立森林公園
    ミミズバイ
    20231016_県立森林公園
    ミミズバイ
    20231016_県立森林公園
    ミミズバイ
    20231016_県立森林公園
    ミミズバイ
    20231124_有度山
    ミミズバイ
    20231124_有度山
    ミミズバイ
    20231124_有度山
    ミミズバイ
    20240310_朝鮮岩
    ミミズバイ
    20240410_有度山
    ミミズバイ
    20240410_有度山
    ミミズバイ
    20250404_県立美術館
    ミミズバイ
    20250404_県立美術館
    ミミズバイ
    20250720_県立美術館
    ミミズバイ
    20250720_県立美術館
  • ミツマタ Edgeworthia chrysantha

    ジンチョウゲ科ミツマタ属
    漢字:三椏
    名前の由来:枝が3分岐(三叉)する。
    樹形:落葉低木
    葉:互生
    花:両性花、筒状花の集まった頭状花序、単花被花(花冠なし萼のみ)、黄色
    花期:3~4月
    果実:核果(瘦果の記述もあり)、緑色で有毛、宿存萼に包まれる
    果期:6~7月
    備考:
    中国原産。
    内皮繊維が強靭で手ではちぎれない。和紙の原料となり、特に紙幣に用いる。
    コウゾやミツマタの樹皮をたたいて、樹皮細胞の中からリグニン分を取り除き、セルロースを取り出して水に浮かせて漉きとると、和紙ができる。
    (参考)
    「セルロース」「リグニン」「ヘミセルロース」は樹木の主要化学成分。セルロースは、主に細胞の⼆次壁部分(細胞壁の主要部分)に存在し、樹⽊を⽀える役割を果たしている。リグニンは、特に細胞間に⾼濃度で存在し、細胞壁と細胞壁をくっつける役割を果たしている。ヘミセルロースは、セルロースと同様に、主に⼆次壁部分に存在するが、その役割についてはよくわかっていない。

    ミツマタ
    20211113_高山・市民の森
    ミツマタ
    20211113_高山・市民の森
    ミツマタ
    20211113_高山・市民の森
    ミツマタ
    20220613_高山・市民の森
    ミツマタ
    20220613_高山・市民の森
    ミツマタ
    20240331_高山・市民の森
    ミツマタ
    20240331_高山・市民の森
    ミツマタ
    20240331_高山・市民の森
    ミツマタ
    20250309_高山・市民の森
    ミツマタ
    20250309_高山・市民の森
    ミツマタ
    20250309_高山・市民の森
  • ミツバツツジ Rhododendron dilatatum

    ツツジ科ツツジ属
    漢字:三葉躑躅
    名前の由来:
    「ミツバ(三葉)」は、枝先に菱形の葉を3枚輪生する。
    「ツツジ(躑躅)」は、ヤマツツジの名前の由来参照。
    樹形:落葉低木
    葉:互生、枝先に3個輪生
    花:両性花、紅紫色
    花期:4~5月
    果実:蒴果
    果期:7~9月
    備考:
    ツツジについては、ヤマツツジの備考参照。
    <他のミツバツツジ類との違い>
    雄しべが5本、他は10本。
    花柄に腺毛がある。他はなし。

    ミツバツツジ
    20230619_富士山こどもの国
    ミツバツツジ
    20230619_富士山こどもの国
  • ミツバウツギ Staphylea bumalda

    ミツバウツギ科ミツバウツギ属
    漢字:三葉空木
    名前の由来:
    「ミツバ(三葉)」は、葉が三出複葉。
    「ウツギ(空木)」は、白い花がウツギに似ている。
    樹形:落葉低木
    葉:対生、3出複葉
    花:両性花、円錐花序、白色
    花期:5月
    果実:蒴果、褐色、種子は光沢のある淡黄色
    果期:9~11月
    備考:
    若葉は山菜になる。
    材は堅く箸や櫛に用いる。
    袋状の果実は偏平で矢筈のような形をしており、振ると種子がカラカラと音を立てることもある?

    ミツバウツギ
    20230502_高山・市民の森
    ミツバウツギ
    20230502_高山・市民の森
    ミツバウツギ
    20230502_高山・市民の森
    ミツバウツギ
    20230502_高山・市民の森
    ミツバウツギ
    20230619_富士山こどもの国
    ミツバウツギ
    20230619_富士山こどもの国
    ミツバウツギ
    20230626_富士山こどもの
    ミツバウツギ
    20230817_西臼塚
    ミツバウツギ
    20230817_西臼塚
    ミツバウツギ
    20230817_西臼塚
  • ミツデカエデ Acer cissifolium

    ムクロジ科カエデ属
    漢字:三出楓
    名前の由来:
    「ミツデ(三出)」は、3出複葉。
    「カエデ(楓)」は、イロハカエデの名前の由来参照。
    樹形:落葉高木
    葉:対生、3出複葉、葉柄は紅色
    花:雌雄異株、総状花序、黄色
    花期:4~5月
    果実:翼果、翼は鋭角に開く
    果期:7~10月
    備考:
    日本固有種。
    葉柄、小葉に毛はあるが疎らで、葉裏脈液に毛叢がある。
    メグスリノキとの花序の違い>
    ミツデカエデは、5~15cmの細長い総状で垂れ下がり、20~30と多数の花が着くが、メグスリノキは、散形で垂れ下がり、花は1~5個で少ない。

    ミツデカエデ
    20230502_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20230502_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20230502_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20240428_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20240504_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20240504_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20250412_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20250412_高山・市民の森
    ミツデカエデ
    20250412_高山・市民の森
  • ミソハギ Lythrum anceps

    ミソハギ科ミソハギ属
    漢字:禊萩
    名前の由来:
    花穂でお供え物に水をかける風習「禊萩(みそぎはぎ)」から転訛した説が有力(禊ぎは水でけがれを流し去ること、亡者の喉の渇きを癒すため説あり)。
    他、ハギに似ているが、草丈が低いため「微萩(みそかはぎ)」説、
    疫病を除く御簾(みす)に例えて「御簾萩」説、
    水辺に生えて花がハギに似るため「水萩」または「溝萩」説あり。
    葉:対生、基部は茎を抱かない
    花:短い集散花序、紅紫色
    花期:7~8月
    果実:蒴果、宿存萼の中にある
    習性:多年草
    備考:
    山野の湿地に生える。
    地上部を花期に採取し、乾燥させたものは「千屈菜(せんくつさい)」と呼ばれ、下痢や胃腸炎などに用いる。
    <エゾミソハギとの違い>
    エゾミソハギは、茎や葉、花序に細毛を密生する。葉の基部が茎を抱く。
    <異型花柱性>
    短花柱花、中花柱花、長花柱花の3型の花がある。
    自分を含む同型の花から受粉しても結実しない(自家不和合性)。
    短花柱花:短雌しべ+長/中雄しべ
    中花柱花:中雌しべ+長/短雄しべ
    長花柱花:長雌しべ+中/短雄しべ

    ミソハギ
    20240911_箱根湿生花園
    ミソハギ
    20240911_箱根湿生花園
    ミソハギ
    20240911_箱根湿生花園
    ミソハギ
    20240911_箱根湿生花園