ハエドクソウ科サギゴケ属
漢字:鷺苔
別名:ムラサキサギゴケ
名前の由来:
「サギ(鷺)」は、白花(白花をサギゴケ、紫花をムラサキサギゴケとして区別する考えあり)の花の様子をサギに見立てた。
「ゴケ(苔)」は、地面を這うよう広がる。
葉:対生
花:淡紫色~紅紫色
花期:4~5月
果実:蒴果
習性:多年草
備考:
<柱頭運動>
花柱の先は上下に広がって2裂し、その内側が柱頭になっている。柱頭に触れると分かれていた花柱の先が閉じ、しばらくするとまた開く。花粉を着けた虫が触れると、その刺激で閉じて虫の体に着いた花粉をつかみ取る仕組み。トキワハゼなどにも見られる。
投稿者: kona
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サギゴケ Mazus miquelii
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サカキ Cleyera japonica
サカキ科サカキ属
漢字:榊
名前の由来:
常緑なので栄える意味の「栄木(さかえき)」説、
神と人間の境界を示す「境木(さかき)」説など諸説あり。
漢字名「榊」は、枝葉を神事に使うため「神に捧げる木」を表した。
樹形:常緑高木
葉:互生
花:両性花、白色→黄色味を帯びる
花期:6~7月
果実:液果、黒紫色、先端に長い柱頭が残る
果期:11~12月
備考:
枝先端の芽(冬芽)が細長く尖り、湾曲しているのが他との区別点。
神事に使われ、神社によく植えられている。
<神事に用いられた理由>
当時日本文化の中心であった関西地方に多く生えていた。
枝葉が水平に出ており全体が三角形をなすように広がっているため、形が神が降臨する依代にふさわしく、玉串として使いやすい形状。
先端の芽が細長く、鎌状に湾曲しており、形が勾玉(まがたま)に似ている。
枝葉を燃やすとパチパチ音を出し、音が邪気を祓うと考えた。
材は強靭、堅硬で農機具や杵、天秤棒、舟の竿に用いたほか、昔は床柱や桁材などにも用いた。 -
ゴンズイ Euscaphis japonica
ミツバウツギ科ゴンズイ属
漢字:権萃
名前の由来:
材に利用価値がないため、役に立たない魚のゴンズイの名が付けられた説、
樹皮に入る縦筋がゴンズイの模様に似ている説など諸説あり。
漢字「権萃」は当て字。
樹形:落葉小高木
葉:対生、奇数羽状複葉
花:両性花、円錐花序、黄緑色
花期:5~6月
果実:袋果/蒴果、果皮は赤色、種子は光沢のある黒色(二色効果)
果期:9~11月
備考:
枝葉に臭気がある。
新芽は食べられる。
コストのかからないアントシアニンで染めた赤い果皮で鳥を誘い、栄養のない種子を食べさせる。 -
ゴヨウマツ Pinus parvifloa
マツ科マツ属
漢字:五葉松
別名:ヒメコマツ(姫小松)
名前の由来:葉が短枝上に5個束生している。
樹形:落葉高木
花:雌雄同株(雄花は新枝の下部、雌花は新枝の頂上)
花期:5~6月
種子:球果
種期:翌年の10月頃
備考:
葉はややよじれ、アカマツやクロマツに比べて短く、柔らかい。
五葉松類は樹脂が多く、マツクイムシの被害が少ない。
材は木目がねじれておらず通直で、肌目も均質で緻密かつ狂いが少ないため、ピアノの鍵盤下地やバイオリンなどの弦楽器の腹板(ふくばん)に柾目材を用いた。また、軽軟で切削加工性に優れているため、鋳造用木型(ちゅうぞうようきがた)に用いた。 -
コメツブツメクサ Trifolium dubium
マメ科シャジクソウ属
漢字:米粒詰草
名前の由来:
「コメツブ(米粒)」は、花や葉が小さいことによる説あり。
「ツメクサ(詰草)」は、シロツメクサの名前の由来参照。
葉:3出複葉
花:黄色
花期:5~7月
習性:1年草
備考:ヨーロッパ~西アジア原産 -
コミネカエデ Acer micranthum
ムクロジ科カエデ属
漢字:小峰楓
名前の由来:
「ミネカエデ」より花や果実が小さい。
「ミネカエデ(峰楓)」は、高山に生えるカエデ。
「カエデ(楓)」は、イロハカエデの名前の由来参照。
樹形:落葉高木
葉:対生
花:雌雄異株、総状花序、黄緑色
花期:6~7月
果実:翼果、水平近くまで開く
果期:8~10月
備考:葉の裂片の先が尾状に長く伸びる、特に中央の裂片。