【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

投稿者: kona

  • ゴマギ Viburnum sieboldii

    ガマズミ科ガマズミ属
    漢字:胡麻木
    名前の由来:若枝や葉を傷つけるとゴマ(胡麻)の香りがする。秋になると香りはなくなる。
    樹形:落葉小高木
    葉:対生
    花:両性花、円錐/散房花序、白色
    花期:4~6月
    果実:核果、赤色→黒色
    果期:8~10月(赤色)
    備考:
    日本固有種。
    果実は赤から黒く熟し、果軸や花柄が赤く、鳥に目立つ「二色効果」あり。

    ゴマギ
    20230619_富士山こどもの国
    ゴマギ
    20230619_富士山こどもの国
    ゴマギ
    20230619_富士山こどもの国
    ゴマギ
    20240911_箱根湿生花園
    ゴマギ
    20240911_箱根湿生花園
    ゴマギ
    20240911_箱根湿生花園
    ゴマギ
    20240911_箱根湿生花園
  • コバノガマズミ Viburnum erosum

    ガマズミ科ガマズミ属
    漢字:小葉莢蒾
    名前の由来:
    「コバノ(小葉)」は、ガマズミより葉が小さい。
    「ガマズミ(莢蒾)」は、ガマズミの名前の由来参照。
    樹形:落葉低木
    葉:対生
    花:両性花、散房花序、白色
    花期:4~5月
    果実:核果、暗赤色
    果期:9~11月
    備考:ガマズミの備考参照。

    コバノガマズミ
    20220619_遊木の森
    コバノガマズミ
    20220619_遊木の森
    コバノガマズミ
    20220619_遊木の森
    コバノガマズミ
    20231115_遊木の森
    コバノガマズミ
    20231115_遊木の森
    コバノガマズミ
    20240410_有度山
    コバノガマズミ
    20240410_有度山
    コバノガマズミ
    20250309_高山・市民の森
    コバノガマズミ
    20250309_高山・市民の森
  • コブシ Magnolia praecocissima

    モクレン科モクレン属
    漢字:辛夷
    名前の由来:
    蕾あるいは果実が拳(こぶし)に似ている。
    漢字「辛夷」は、本来はモクレンなどの名で誤用。
    樹形:落葉高木
    葉:互生
    花:両性花、白色、香気あり
    花期:3~4月
    果実:袋果が集まった集合果、種子は赤色
    果期:10月
    備考:
    緑色の小枝を折ると香気あり。
    赤い種子には辛味あり。
    蕾を乾燥させたものは生薬「辛夷(しんい)」と呼び、鎮静や鎮痛、鼻炎、蓄膿症に用いる。
    タムシバとの違い>

    生息地
    コブシ淡乳白色
    花のすぐ下に小さな葉(托葉)あり
    幅が広く、先端に近い部分が最も広い沢沿いや沼端、平坦地
    タムシバ純白で基部が黄緑色
    托葉なし
    細長く、中央部が最も幅が広い斜面や尾根筋、二次林

    <モクレン科の花>
    ハクモクレンやコブシは、花の形が原始的で大きく目立つが、花蜜がない。地球上にハチが現れる前に花が進化したため。当初は甲虫相手で、大きな花弁の白さと雄しべの花粉、花弁の香りでひきつけた。

    コブシ
    20211103_その他
    コブシ
    20211103_その他
    コブシ
    20220515_その他
    コブシ
    20220515_その他
    コブシ
    20220515_その他
    コブシ
    20220515_その他
    コブシ
    20220515_その他
    コブシ
    20220613_高山・市民の森
    コブシ
    20220613_高山・市民の森
    コブシ
    20220613_高山・市民の森
    コブシ
    20230304_その他
    コブシ
    20230304_その他
    コブシ
    20230304_その他
    コブシ
    20230902_高山・市民の森
    コブシ
    20230902_高山・市民の森
    コブシ
    20230902_高山・市民の森
    コブシ
    20231202_高山・市民の森
    コブシ
    20240303_高山・市民の森
    コブシ
    20240303_高山・市民の森
    コブシ
    20240331_高山・市民の森
    コブシ
    20240331_高山・市民の森
  • コバンソウ Briza maxima

    イネ科コバンソウ属
    漢字:小判草
    別名:タワラムギ(俵麦)
    名前の由来:黄褐色に熟した小穂の形を小判や米俵に見立てた。
    葉:
    花:円錐花序、淡緑色→黄褐色
    花期:5~7月
    習性:1年草
    備考:ヨーロッパ原産

    コバンソウ
    20240608_遊木の森
    コバンソウ
    20240608_遊木の森
    コバンソウ
    20240608_遊木の森
  • コバノタツナミ Scutellaria indica var. parvifolia

    シソ科タツナミソウ属
    漢字:小葉の立浪
    名前の由来:
    「コバノ(小葉の)」は、タツナミソウより葉も含め全体に小さい。
    「タツナミ(立浪)」は、同じ方角を向いて咲く花の様子を、海で泡立ちながら立つ波に見立てた。
    葉:対生
    花:唇形花、淡青紫色
    花期:5~6月
    習性:多年草
    備考:
    タツナミソウの変種。タツナミソウに比べ、茎は下部がはい、葉は小さく縁の鋸歯が少ない。
    開花期以降は「閉鎖花」をつける。

    コバノタツナミ
    20240420_その他
    コバノタツナミ
    20240420_その他
    コバノタツナミ
    20240420_その他
  • コバノイチヤクソウ Pyrola alpina

    ツツジ科イチヤクソウ属
    漢字:小葉の一薬草
    名前の由来:
    「コバノ(小葉の)」は、イチヤクソウより葉が小さい。
    「イチヤクソウ(一薬草)」は、全草を1本まるごと乾燥させて薬用にする。
    葉:
    花:白色
    花期:7~8月
    果実:蒴果
    習性:多年草
    備考:亜高山帯に生える。

    コバノイチヤクソウ
    20230817_宝永遊歩道
  • コバギボウシ Hosta sieboldii

    キジカクシ科ギボウシ属
    漢字:小葉擬宝珠
    名前の由来:
    「コバ(小葉)」は、葉が「オオバギボウシ」に比べて小型。
    「ギボウシ(擬宝珠)」は、つぼみの形が、橋の欄干飾りである「擬宝珠(ぎぼし)」に似ている。
    葉:
    花:総状花序、斜めに下垂、淡紫色
    花期:7~8月
    果実:蒴果、熟すと3裂し黒色の種子を飛ばす
    習性:多年草
    備考:湿地に生える。

    コバギボウシ
    20230724_八島湿原
    コバギボウシ
    20230724_八島湿原
  • コハウチワカエデ Acer sieboldianum

    ムクロジ科カエデ属
    漢字:小羽団扇楓
    別名:イタヤメイゲツ(板屋名月)
    名前の由来:
    「ハウチワカエデ」に似て、樹形、葉が小さい。
    「ハウチワカエデ(羽団扇楓)」は、ハウチワカエデの名前の由来参照。
    「イタヤメイゲツ(板屋名月)」は、オオイタヤメイゲツの名前の由来参照。
    樹形:落葉高木
    葉:対生
    花:雌雄同株(雄花と両性花が混じる)、散房花序、淡黄色
    花期:5~6月
    果実:翼果、ほぼ水平に開く
    果期:6~9月
    備考:ハウチワカエデと同じように葉柄に短毛が密生している。

    コハウチワカエデ
    20231101_清里自然歩道
    コハウチワカエデ
    20231101_清里自然歩道
    コハウチワカエデ
    20231101_清里自然歩道
    コハウチワカエデ
    20231101_清里自然歩道
    コハウチワカエデ
    20231101_清里自然歩道
    コハウチワカエデ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    コハウチワカエデ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    コハウチワカエデ
    20240527_清泉寮周辺自然歩道
    コハウチワカエデ
    20240603_清泉寮周辺自然歩道
  • コバイケイソウ Veratrum stamineum

    シュロソウ科シュロソウ属
    漢字:小梅蕙草
    名前の由来:
    小さい「バイケイソウ」。
    「バイケイソウ(梅蕙草)」は、花が梅に似て、葉がケイラン(蕙蘭)に似ている。
    葉:互生
    花:雄花と両性花、複総状花序、白色
    花期:6~8月
    果実:蒴果
    習性:多年草
    備考:
    亜高山帯の湿地に群生する。
    有毒植物。

    コバイケイソウ
    20230717_八島湿原
  • コナラ Quercus serrata

    ブナ科コナラ属
    漢字:小楢
    名前の由来:
    ミズナラの別名「オオナラ」に対して「小さい葉の楢」。
    「ナラ(楢)」は、奈良の都の周囲にこの木の林ができたので、「奈良の木」と言われたとする説、
    風が吹くとカサカサと乾いた葉擦れの音が「鳴る」が転訛した説など諸説ありはっきりしない。
    樹形:落葉高木
    葉:互生
    花:雌雄同株、雄花序は新枝の下部に下垂、雌花序は新枝の先の葉腋につく
    花期:4~5月
    果実:堅果
    果期:秋
    備考:
    クヌギとともに、シイタケ栽培の原木(ほだ木)や薪炭材に用いた。
    ミズナラの仲間は、アカシジミなどシジミチョウ類の食餌木。また、樹液はクヌギに次いで昆虫類が好む。
    <ラマスシュート(土用芽)>
    頂芽が休眠芽となって越冬せずに、同じ年のうちに再び伸びはじめる枝の二度伸び現象。コナラやクヌギなどのコナラ属で顕著。
    ミズナラとの違い>
    ミズナラは葉柄がほとんどなし、コナラは1cm程度あり。
    ミズナラの樹皮は割れ目の縁が薄くめくれたようになる、コナラは固く密着している。

    コナラ
    20211018_城北公園
    コナラ
    20211018_城北公園
    コナラ
    20211030_遊木の森
    コナラ
    20211030_遊木の森
    コナラ
    20220619_遊木の森
    コナラ
    20220619_遊木の森
    コナラ
    20220801_県立美術館
    コナラ
    20231011_遊木の森
    コナラ
    20231011_遊木の森
    コナラ
    20240410_有度山
    コナラ
    20240414_県立美術館
    コナラ
    20240414_県立美術館
    コナラ
    20240414_県立美術館
    コナラ
    20240414_県立美術館
    コナラ
    20240809_県立美術館