【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

投稿者: kona

  • コウヤボウキ Pertya scandens

    キク科コウヤボウキ属
    漢字:高野箒
    名前の由来:高野山で枝をほうきの材料にした。
    樹形:落葉低木
    葉:互生(1年枝)、節毎に束生(2年枝)
    花:両性花、筒状花の集まった頭状花序、白色
    花期:9~10月
    果実:瘦果、先端に冠毛あり
    果期:11~12月
    備考:
    春になると新しい枝が根元から伸び、互生で葉をつけ、秋には落葉する(1年枝)。2年目の春には新しい1年枝が伸び、昨年の1年枝の互生の葉がついていた所が短枝化して3~5枚の細長い葉が束生し、秋には枯れる(2年枝)。
    花は1年枝の枝の先端に咲く。

    コウヤボウキ
    20231028_朝鮮岩
    コウヤボウキ
    20231028_朝鮮岩
    コウヤボウキ
    20231028_朝鮮岩
    コウヤボウキ
    20231115_遊木の森
    コウヤボウキ
    20231115_遊木の森
    コウヤボウキ
    20231115_遊木の森
  • コウホネ Nuphar japonica

    スイレン科コウホネ属
    漢字:河骨
    名前の由来:川に生え、横にはう太くて白い地下茎が白骨のように見える。
    葉:互生
    花:黄色
    花期:6~9月
    果実:液果(水中)、緑色、熟すとくずれて開き多数の種子を放出する
    習性:多年草
    備考:
    小川、溝、池沼に生える。
    萼片は5枚の花弁状、花弁は長方形で小さく外側に曲がる。

    コウホネ
    20240918_箱根湿生花園
    コウホネ
    20240918_箱根湿生花園
  • コウゾリナ Picris hieracioides subsp. japonica

    キク科コウゾリナ属
    漢字:髪剃菜
    名前の由来:茎や葉に剛毛があり、さわるとざらついて、手が切れそうなのを髪剃(コウゾリ = カミソリ)にたとえた。
    葉:茎葉は互生
    花:舌状花の集まった頭状花序、黄色
    花期:5~10月
    果実:瘦果、冠毛は羽毛状
    習性:2年草
    備考:若芽は食用。

    コウゾリナ
    20230724_八島湿原
    コウゾリナ
    20230724_八島湿原
  • コアジサイ Hydrangea hirta

    アジサイ科アジサイ属
    漢字:小紫陽花
    名前の由来:
    小さい「アジサイ」。
    「アジサイ(紫陽花)」は、真の藍(青)色の花が集まって咲く様子「集真藍(アヅサアイ)」が転訛した。
    漢字名「紫陽花」は、白楽天(中国,唐代の詩人の一人)の詩に紫陽花が詠まれ、日本で最初の漢和辞典にアジサイとして記載されたことによるが誤用とされる。
    樹形:落葉低木
    葉:対生
    花:両性花、散房花序、淡青色
    花期:6~7月
    果実:蒴果、褐色になり裂ける
    果期:9~10月
    備考:
    アジサイ属では唯一装飾花(大きくなった萼片)がなく、すべて両性花。
    花が咲く前の若葉は、茹でた後に水でさらすことにより、天ぷら、酢みそ和え、ゴマ和え、油炒めにして食べられる。

    コアジサイ
    20220515_朝鮮岩
    コアジサイ
    20220515_朝鮮岩
    コアジサイ
    20220515_朝鮮岩
    コアジサイ
    20220613_高山・市民の森
    コアジサイ
    20220613_高山・市民の森
    コアジサイ
    20240517_竜爪山
    コアジサイ
    20240517_竜爪山
    コアジサイ
    20240614_高山・市民の森
    コアジサイ
    20240614_高山・市民の森_
    コアジサイ
    20240614_高山・市民の森
    コアジサイ
    20250323_朝鮮岩
    コアジサイ
    20250323_朝鮮岩
    コアジサイ
    20250323_朝鮮岩
  • コアカソ Boehmeria spicata

    イラクサ科カラムシ属
    漢字:小赤麻
    名前の由来:
    小さい「アカソ」。草本の「アカソ」に比べて全体が小さい。
    「アカソ(赤麻)」は、茎や葉柄が赤い。
    樹形:落葉低木
    葉:対生
    花:雌雄同株(上部 雌花序 下部 雄花序)、穂状花序
    花期:7~10月
    果実:瘦果
    果期:11~12月
    備考:
    草本のアカソは、葉の先端が3裂することで区別できる。
    普通に見られるのは3倍体の無融合生殖で、雄花序をつけず、雌花は受精せずに果実を結ぶ。
    葉は、サカハチョウ、アカタテハ、シータテハの食草、シカの好物。

    コアカソ
    20221016_朝鮮岩
    コアカソ
    20221016_朝鮮岩
    コアカソ
    20221016_朝鮮岩
    コアカソ
    20240517_竜爪山
    コアカソ
    20240517_竜爪山
  • ケンポナシ Hovenia dulcis

    クロウメモドキ科ケンポナシ属
    漢字:玄圃梨
    名前の由来:枝分かれしたデコボコの果柄を手を患った状態の「手棒(てんぼう)」に見立て、梨のような味がすることから「手棒梨(てんぼうなし)」が転訛した説あり。
    樹形:落葉高木
    葉:互生
    花:両性花、集散花序、緑白色
    花期:6~7月
    果実:核果、紫褐色
    果期:9~10月
    備考:
    果実は食べられないが、肥大した果柄(果軸)は梨に似た甘味があり食べられる。落下したばかりの花柄は少し渋味があるが、何回か霜にあたると水溶性タンニンが不溶性に変化するため渋味がなくなる。
    葉のつき方が「コクサギ型葉序」になる場合あり。
    葉の基部から3つに分かれる葉脈があり、両側脈が縁に出ていて、葉柄上端(葉脚基部)に腺体あり。
    葉に舌の甘味の鍵穴を塞ぐ甘未阻害物質の配糖体(ホタロシド)があり、一度口にすると約30分間甘味を感じなくなる。
    材は色合いや木理の感じからヤマグワやセンダンの模擬材として、建築、洋家具、器具、楽器、彫刻などに用いた。
    果柄を生薬名「枳具子(きぐし)」と呼び、解毒や止嘔、通便や二日酔いに用いた。樹液は「枳具子汁(きぐしじゅう)」と呼ばれ煎じてワキガの治療に用いた。
    大手メーカーから市販されているフラボノガムには、息をスッキリさせる目的で「ケンポナシ抽出物」が配合されている。

    ケンポナシ
    20230702_高山・市民の森
    ケンポナシ
    20230702_高山・市民の森
    ケンポナシ
    20230702_高山・市民の森
  • ゲンノショウコ Geranium thunbergii

    フウロソウ科フウロソウ属
    漢字:現の証拠
    別名:ミコシグサ(御輿草)
    名前の由来:
    胃腸薬として即効性があり、効果(証拠)がすぐに現れる。
    「ミコシグサ(御輿草)」は、果実が熟すとはじける莢が御輿の屋根のように反り返る。
    葉:対生
    花:花弁の全体的な色合いは白色~赤色と変化あり、赤色系(西日本) 白色系(東日本)
    花期:7~10月
    果実:蒴果
    習性:多年草
    備考:
    陰干しした葉を煎じたものは、下痢止めの民間薬として有名。
    蒴果は、心皮の上部がくちばし状にのび、その下端に種子がある。熟すと中軸に沿って5片に裂けて、裂片は種子を1個ずつ巻き上げる。

    ゲンノショウコ
    20240918_箱根湿生花園
    ゲンノショウコ
    20240918_箱根湿生花園
  • ゲンゲ(レンゲソウ) Astragalus sinicus

    マメ科ゲンゲ属
    漢字:紫雲英
    漢名:翹揺
    別名:レンゲソウ
    名前の由来:
    「ゲンゲ(紫雲英)」は、漢名「翹揺」の音読みとする説などあり。漢字「紫雲英」は、一面に咲いた花を紫の雲にたとえたあて字。
    「レンゲソウ(蓮華草)」は、蝶形花が輪状に並んだ様子がハス(蓮)の花(華)に似ている。
    葉:互生、奇数羽状複葉
    花:蝶形花
    花期:4~6月、紅紫色
    果実:豆果、黒色
    習性:越年草
    備考:
    中国原産。
    <緑肥として>
    冬の田んぼで育て、花が咲きそろった頃に土にすきこんで肥料にする。
    根に寄生する「根粒菌」が空気中からとりこんだ分だけ土の窒素が増えて、窒素肥料を与えるのと同じ効果が得られる。「根粒菌」については、シロツメクサの備考参照。

    ゲンゲ
    20240410_吉田川
    ゲンゲ
    20240410_吉田川
  • ケヤキ Zelkova serrata

    ニレ科ケヤキ属
    漢字:欅
    名前の由来:けやけき(尊い、秀でた、美しい、目立つ)木に由来する。
    樹形:落葉高木
    葉:互生
    花:雌雄同株(雄花、雌花、両性花)、黄緑色
    花期:4~5月
    果実:いびつな痩果
    果期:10月
    備考:
    街路樹や公園樹として植栽される。
    ホウキを立てたような樹形。
    樹皮は灰白色で丸いイボ状の皮目があり、老木ではうろこ状に剥げ落ちる。
    材質が堅く、木目が美しく、腐りにくく、耐用年数があるとして、神社仏閣や城、仏像、家具、臼、盆、和太鼓の胴、弓などに用いた。
    「清水寺」の「懸造(かけづくり)」の建材。
    <着果短枝(ちゃっかたんし)>
    果実が熟すと、果実と枯れ葉をつけたまま枝先の小枝(着果枝)ごと落下する。

    ケヤキ
    20211103_その他
    ケヤキ
    20211103_その他
    ケヤキ
    20220515_その他
    ケヤキ
    20220515_その他
    ケヤキ
    20220515_その他
  • ゲッケイジュ Laurus nobilis

    クスノキ科ゲッケイジュ属
    漢字:月桂樹
    名前の由来:明治時代にフランスから日本に木が渡った際に、中国では学名を月桂樹と誤訳していたが、そのままゲッケイジュと読んだ説あり。
    樹形:常緑高木
    葉:互生
    花:雌雄異株、淡黄色
    花期:4月
    果実:液果、暗紫色
    果期:10月
    備考:
    地中海沿岸地方の原産。
    葉に精油成分を含み芳香がある。
    葉はスープやカレーなどの香辛料、頭髪用の香水「ベーラム」の原料、リュウマチや神経痛の薬に用いる。
    オリンピックなどの競技で勝者に与えられるものにこの枝葉で作られる月桂冠がある。

    ゲッケイジュ
    20220801_県立美術館
    ゲッケイジュ
    20220801_県立美術館
    ゲッケイジュ
    20220801_県立美術館
    ゲッケイジュ
    20230804_県立美術館
    ゲッケイジュ
    20230804_県立美術館
    ゲッケイジュ
    20230804_県立美術館