ムクロジ科カエデ属
漢字:小峰楓
名前の由来:
「ミネカエデ」より花や果実が小さい。
「ミネカエデ(峰楓)」は、高山に生えるカエデ。
「カエデ(楓)」は、イロハカエデの名前の由来参照。
樹形:落葉高木
葉:対生
花:雌雄異株、総状花序、黄緑色
花期:6~7月
果実:翼果、水平近くまで開く
果期:8~10月
備考:葉の裂片の先が尾状に長く伸びる、特に中央の裂片。
投稿者: kona
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コミネカエデ Acer micranthum
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コバノガマズミ Viburnum erosum
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コブシ Magnolia praecocissima
モクレン科モクレン属
漢字:辛夷
名前の由来:
蕾あるいは果実が拳(こぶし)に似ている。
漢字「辛夷」は、本来はモクレンなどの名で誤用。
樹形:落葉高木
葉:互生
花:両性花、白色、香気あり
花期:3~4月
果実:袋果が集まった集合果、種子は赤色
果期:10月
備考:
緑色の小枝を折ると香気あり。
赤い種子には辛味あり。
蕾を乾燥させたものは生薬「辛夷(しんい)」と呼び、鎮静や鎮痛、鼻炎、蓄膿症に用いる。
<タムシバとの違い>花 葉 生息地 コブシ 淡乳白色
花のすぐ下に小さな葉(托葉)あり幅が広く、先端に近い部分が最も広い 沢沿いや沼端、平坦地 タムシバ 純白で基部が黄緑色
托葉なし細長く、中央部が最も幅が広い 斜面や尾根筋、二次林 <モクレン科の花>
ハクモクレンやコブシは、花の形が原始的で大きく目立つが、花蜜がない。地球上にハチが現れる前に花が進化したため。当初は甲虫相手で、大きな花弁の白さと雄しべの花粉、花弁の香りでひきつけた。 -
コバギボウシ Hosta sieboldii
キジカクシ科ギボウシ属
漢字:小葉擬宝珠
名前の由来:
「コバ(小葉)」は、葉が「オオバギボウシ」に比べて小型。
「ギボウシ(擬宝珠)」は、つぼみの形が、橋の欄干飾りである「擬宝珠(ぎぼし)」に似ている。
葉:
花:総状花序、斜めに下垂、淡紫色
花期:7~8月
果実:蒴果、熟すと3裂し黒色の種子を飛ばす
習性:多年草
備考:湿地に生える。 -
コハウチワカエデ Acer sieboldianum