マツ科ツガ属
漢字:米栂
名前の由来:
「コメ(米)」は、「ツガ」より葉、球果が全体的に小振り。
「ツガ(栂)」は、ツガの名前の由来参照。
樹形:常緑高木
葉:ツガに比べて小さい、ツガの葉柄は枝に密着し葉が直角に曲がるのに対してそれほど曲がらない
花:雌雄同株、風媒花
花期:6月頃
種子:ツガに比べて小さい、風散布
種期:秋
備考:[1-11][22][3-610P][59P][上10][5-97P]
亜高山帯に生える。静岡県では標高1600m付近を境に下部はツガ、上部はコメツガ。
ツガの備考参照。
投稿者: kona
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コミネカエデ Acer micranthum
ムクロジ科カエデ属
漢字:小峰楓
名前の由来:
「ミネカエデ」より花や果実が小さい。
「ミネカエデ(峰楓)」は、高山に生えるカエデ。
「カエデ(楓)」は、イロハカエデの名前の由来参照。
樹形:落葉高木
葉:対生
花:雌雄異株、総状花序、黄緑色
花期:6~7月
果実:翼果、水平近くまで開く
果期:8~10月
備考:葉の裂片の先が尾状に長く伸びる、特に中央の裂片。 -
コバノガマズミ Viburnum erosum
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コブシ Magnolia praecocissima
モクレン科モクレン属
漢字:辛夷
名前の由来:
蕾あるいは果実が拳(こぶし)に似ている。
漢字「辛夷」は、本来はモクレンなどの名で誤用。
樹形:落葉高木
葉:互生
花:両性花、白色、香気あり
花期:3~4月
果実:袋果が集まった集合果、種子は赤色
果期:10月
備考:
緑色の小枝を折ると香気あり。
赤い種子には辛味あり。
蕾を乾燥させたものは生薬「辛夷(しんい)」と呼び、鎮静や鎮痛、鼻炎、蓄膿症に用いる。
<タムシバとの違い>花 葉 生息地 コブシ 淡乳白色
花のすぐ下に小さな葉(托葉)あり幅が広く、先端に近い部分が最も広い 沢沿いや沼端、平坦地 タムシバ 純白で基部が黄緑色
托葉なし細長く、中央部が最も幅が広い 斜面や尾根筋、二次林 <モクレン科>
・枝を一周する托葉痕あり。
・花
ハクモクレンやコブシは、花の形が原始的で大きく目立つが、花蜜がない。地球上にハチが現れる前に花が進化したため。当初は甲虫相手で、大きな花弁の白さと雄しべの花粉、花弁の香りでひきつけた。
































































