キブシ科キブシ属
漢字:木五倍子
名前の由来:果実にタンニンが多く、お歯黒の媒染剤、染料に用いた五倍子(フシ)の代用にした(ヌルデの備考参照)。
樹形:落葉小高木
葉:互生
花:雌雄異株、穂状花序(下垂)、雄花 淡黄色 15~20cm 雌花 淡黄緑色 3~9cm
花期:3~4月
果実:かたく乾いた液果、黄褐色
果期:9~10月
備考:
枝の白い髄が太く、この髄を突き出して、髄の抜けた枝を空気鉄砲の銃身や吹矢の筒にしたりして遊んだ、また、灯芯(とうしん:ランプなどの芯で、灯油にひたして火をともす)に用いた。
葉や小枝を乾燥させたものを生薬の「通条樹(つうじょうじゅ)」と呼び、むくみや腎臓不調などの利尿に用いた。
投稿者: kona
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キブシ Stachyurus praecox
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キバナアキギリ Salvia nipponica
シソ科アキギリ属
漢字:黄花秋桐
名前の由来:
花の色が黄色の「アキギリ(秋桐)」。
「アキギリ(秋桐)」は、アキギリの名前の由来参照。
葉:対生
花:唇形花、黄色
花期:8~10月
習性:多年草 -
キハダ Phellodendron amurense
ミカン科キハダ属
漢字:黄檗
名前の由来:内樹皮が黄色い。
樹形:落葉高木
葉:対生、奇数羽状複葉
花:雌雄異株、円錐花序、黄緑色
花期:5~7月
果実:核果、緑色→黄色→黒色、強い臭気あり
果期:9~10月
備考:
「葉柄内芽」で、葉がある時期は芽が見えない。
主軸の先端の頂芽が夏ごろに脱落し、翌年には側芽が主軸のように伸長する「仮軸分岐」。
樹皮はコルク層がよく発達し、触れると弾力があり暖かく感じる。
内樹皮は鮮黄色で、非常に苦く、殺菌(抗菌)作用あり。乾燥させたものは生薬「黄柏/黄檗(おうばく)」で胃腸薬とする。
材は木目が美しく光沢があり、加工しやすいため、家具材や床の間材、丸盆や鉢、菓子器等に用いた。 -
キヅタ Hedera rhombea
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キジョラン Marsdenia tomentosa
キョウチクトウ科キジョラン属
漢字:鬼女蘭
名前の由来:種子につく長く白い冠毛を、髪をふり見出した鬼女にたとえた。
葉:対生
花:散形花序、淡黄白色
花期:8~9月
果実:袋果、緑色、種子には白色の冠毛あり
習性:蔓性多年草
備考:
<毒を利用するアサギマダラ>
幼虫は食草のキジョランやイケマの葉に丸い食痕を残す。
尻を中心として、頭でコンパスのように円を描きながら、葉の表面を噛んでは傷つけて乳液を流れ出させる(トレンチング行動)。
乳液が白く乾いて固まるのを待って円の内側を食べる。
若齢幼虫は食草の毒を軽減しながら少しずつ食べて体を慣らしていく。
二度脱皮する頃には体も毒に慣れ、葉を端から食べるようになり蓄積量も増す。
毒を体に蓄えて成虫に持ち越す。
幼虫・蛹・成虫とどれも鮮やかな体色をしているが、これは毒を持っていることを敵に知らせる「警告色」と考えられている。