【注意】備忘録。誤りがある可能性あり。

投稿者: kona

  • ラクウショウ

    基本情報

    • 学名:Taxodium distichum
    • 科名・属名:ヒノキ科ヌマスギ属
    • 漢字:落羽松
    • 別名:ヌマスギ(沼杉)

    名前の由来

    • 側枝ごと落葉する葉が水平に並んでつく様子を鳥の羽に見立てた
    • 「ヌマスギ(沼杉)」は、沼地などの湿地に生える

    生育地

    • 北米東南部原産。明治時代に渡来
    • 水湿地、沼地、川辺など

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 赤褐色。ぬれると黒褐色。縦に裂けてはがれ落ちる
    • 幹の下部はでこぼこしている

    • 葉序:側枝に羽状に互生。羽状複葉のように見える
    • 葉形:扁平な線形。長さ0.3~2cm
    • 葉質:薄くやわらかい。先に触れても痛くない
    • 落葉:赤褐色に色づき、側枝ごと落ちる。枝の葉痕のようなものは枝痕

    • 花性: 雌雄同種/異花
    • 花序
      • 雄花:枝先から垂れ下がった長さ10~20cmの花序に多数つく
      • 雌花:枝の先端に数個つく、緑色
    • 花被:無花被花(花冠と萼なし)
    • 開花期:3~4月
    • 送粉方法:風媒

    果実


    種子

    • 種類:球果
    • :直径2.5~3cmの球形
    • 成熟期:11~12月。緑白色→褐色。果鱗が開いて種子をだす
    • 果鱗(種鱗):10~12個。先は楯状に広がる。各果鱗に種子が2個つく
    • 種子:長さ1.2cmほどで、いびつな翼があり、表面は光沢のある褐色
    • 散布方法:風散布または水散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 芽鱗多数。側芽は著しく開出

    葉痕


    用途


    特記事項

    • 膝根(しっつこん)
      • 幹の周辺に地中の根から呼吸のために、直立する太い膝根(しっこん)と呼ばれる呼吸根を地上に出す。膝根の由来は、膝を立てたところに似ていることから
    • メタセコイアとの違い

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[‐]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[52]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-618P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[86P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上21]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[85P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ラクウショウ
    20231016_県立森林公園
    ラクウショウ
    20231016_県立森林公園
    ラクウショウ
    20231016_県立森林公園
    ラクウショウ
    20231023_県立森林公園
    ラクウショウ
    20231023_県立森林公園
  • メタセコイア

    基本情報

    • 学名:Metasequoia glyptostroboides
    • 科名・属名:ヒノキ科メタセコイア属
    • 別名:アケボノスギ(曙杉)

    名前の由来

    • 「セコイア」に似るが異なる木
    • 「アケボノスギ(曙杉)」は、日本の現在の植生成立の初期に生じていた「スギ」?

    生育地

    • 中国原産
    • 化石のみで絶滅した種とされていたが、1945年に中国で発見され、「生きている化石」といわれる。1949年にアメリカから苗木が贈られた
    • 公園樹や街路樹に植えられる

    樹形

    • 落葉高木

    樹皮

    • 赤褐色。縦に粗く裂けてはがれ落ちる
    • 幹はでこぼこしている

    • 葉序:側枝に羽状に対生。側枝も対生するので羽状複葉のように見える
    • 葉形:扁平な線形。長さ1.5~3cm
    • 葉質:薄くやわらかい。先に触れても痛くない
    • 落葉:赤褐色に色づき、側枝ごと落ちる。枝の葉痕のようなものは枝痕

    • 花性: 雌雄同種/異花
    • 花序
      • 雄花:枝先から垂れ下がった長い花序に、長さ約5mmの楕円形の花が多数つく。雄しべはらせん状
      • 雌花:短枝の先に、長い球形で緑色の花が1個ずつつく
    • 花被:無花被花(花冠と萼なし)
    • 開花期:2~3月
    • 送粉方法:風媒

    果実


    種子

    • 種類:球果
    • :直径約1.5cmの長い球形
    • 成熟期:10~11月。果鱗が開いて種子をだしたあと、多くは落下
    • 果鱗(種鱗):長さ4~5mmの倒卵形で対生。各果鱗に種子が5~9個つく
    • 種子:広い翼があり、先端が凹む
    • 散布方法:風散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 長さ2~4mmの卵形、芽鱗は12~16個あり十字対生。側芽は著しく開出

    葉痕


    用途


    特記事項

    • ラクウショウとの違い
      • 枝も葉もメタセコイアは対生だが、ラクウショウは互生する。ラクウショウは、膝根(呼吸根)を地上に出す

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[‐]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[51]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-616P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[85P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上19]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[84P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    メタセコイア
    20241125_佐鳴湖
    メタセコイア
    20241125_佐鳴湖
    メタセコイア
    20241125_佐鳴湖 雄花の冬芽
    メタセコイア
    20241125_佐鳴湖
    メタセコイア
    20251103_県立美術館
    メタセコイア
    20251103_県立美術館
  • コウヨウザン

    基本情報

    • 学名:Cunninghamia lanceolata
    • 科名・属名:ヒノキ科コウヨウザン属
    • 漢字名:広葉杉

    名前の由来

    • スギに比べて葉の幅が広い

    生育地

    • 中国・台湾原産。江戸時代に渡来
    • やや湿り気のある場所

    樹形

    • 常緑高木

    樹皮

    • 赤褐色。縦に長く繊維状にはがれる

    • 葉序:側枝にらせん状につく
    • 葉形:湾曲した披針形、長さ3~7cm、先は鋭くとがり触れると痛い
    • 葉縁:微細な鋸歯
    • 葉質:かたい。裏面に白い気孔帯が2本

    • 花性: 雌雄同種/異花
    • 花序:基部に鱗片が多数あり
      • 雄花:枝先に、長楕円形の花が頭状に多数つく
      • 雌花:枝先に、卵球形の花が数個つく
    • 花被:無花被花(花冠と萼なし)
    • 開花期:4月
    • 送粉方法:風媒

    果実


    種子

    • 種類:球果
    • :直径3~4cmの球形
    • 成熟期:10~11月。褐色で光沢あり
    • 果鱗(種鱗):各果鱗に種子が3個つく。苞鱗の先は鋭くとがる
    • 種子:いびつな倒卵形で、ふちに狭い翼あり
    • 散布方法:風散布

    冬芽


    葉痕


    用途


    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-59]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[48]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-620P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[84P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上18]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    コウヨウザン
    20240315_駿府城公園
    コウヨウザン
    20240315_駿府城公園
    コウヨウザン
    20240315_駿府城公園
    コウヨウザン
    20240315_駿府城公園
  • スギ

    基本情報

    • 学名:Cryptomeria japonica
    • 科名・属名:ヒノキ科スギ属
    • 漢字名:杉

    名前の由来

    • 真っ直ぐの木「直ぐ木(すぐき)」から変化した説が有力、
    • 他、上へ進み上がる木「進木(すすぎ)」説あり

    生育地

    • 1属1種の日本固有種
    • 山地の沢沿いに多い
    • 「尾根マツ、谷スギ、中ヒノキ」は、地形と土壌水分に応じた樹木の植え分けを示す伝統的な林業の知恵。乾燥し栄養が乏しい「尾根」にはマツ、水が豊富で栄養が豊富な土壌の「谷」にはスギ、その中間的な斜面(中腹)にはヒノキが適していることを表す

    樹形

    • 常緑高木

    樹皮

    • 赤褐色で厚く、縦に裂けてはがれ落ちる

    • 葉序:らせん状
    • 葉形:やや湾曲した針形、長さ0.5~2cm
    • :冬になると緑が薄くなり、黄褐~赤褐色になる。光合成機能が低下する低温条件下で太陽光による光阻害(強すぎる光によって光合成が阻害されること)を防ぐための適応

    • 花性: 雌雄同種/異花
    • 花序
      • 雄花:枝先に、淡黄色で長さ5~8mmの楕円形の花が多数つく
      • 雌花:枝先に、緑色で直径2~3cmの球形の花が1個ずつ下向きにつく。種鱗は針状。苞鱗は青みを帯びる
    • 花被:無花被花(花冠と萼なし)
    • 開花期:3~4月
    • 送粉方法:風媒。春先、枝先に着いたの雄花から風によって大量の花粉を撒き散らし、花粉症の原因になる

    果実


    種子

    • 種類:球果
    • :直径2cmmほどの球形
    • 成熟期:10~11月。褐色
    • 果鱗(種鱗):木質で20~30個あり、各果鱗に種子が2~5個つく。先端は指のように切れ込み、苞鱗の先はそり返る
    • 種子:長さ5~6mmの長楕円形で、ふちに狭い翼あり
    • 散布方法:風散布

    冬芽


    葉痕


    用途

    • :軽くて柔らかく、曲げやすく加工しやすいため、主に建築用材とされるが、建具、箱、下駄、箸など用途が広い。桶や樽などにも用いた
    • 樹皮:ヒノキ同様、昔は屋根や壁を葺くのに用いた
    • :杉線香として線香の原料になる

    特記事項

    • 日本で最も樹高が高くなり、寿命も長く大木になる
    • 成長が早く、単位面積当たりの収穫材積が大きく、昔から植林された
    • 造り酒屋が新酒を仕込んだ目印に、枝葉を丸い玉に束ねた「杉玉(すぎだま)」を軒先に掲げた

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-56]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[44]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-612P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[83P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上17]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[82P]
    • 「読む」植物図鑑:[1-150P]

    写真

    スギ
    20240303_高山・市民の森
    スギ
    20240303_高山・市民の森
    スギ
    20240303_高山・市民の森
    スギ
    20250926_高山・市民の森
  • ネズミサシ(ネズ)

    基本情報

    • 学名:Juniperus rigida
    • 科名・属名:ヒノキ科ビャクシン属
    • 漢字名:鼠刺

    名前の由来

    • ネズミの穴にこの葉を詰めておくと痛いのでネズミの害を防ぐ

    生育地

    • 丘陵~山地。砂地や尾根などのやせ地

    樹形

    • 常緑小高木

    樹皮

    • 灰色を帯びた赤褐色。薄くはがれる

    • 葉序:3輪生
    • 葉形:針状。長さ10~25mm。先は鋭くとがり、触れると痛い
    • 葉質:表面に溝があり、白い気孔帯が1本あり

    • 花性: 雌雄異株
    • 花序:前年枝の葉腋につく
      • 雄花:長さ4~5mmの楕円形で黄褐色
      • 雌花:先のとがった鱗片3個
    • 花被:無花被花(花冠と萼なし)
    • 開花期:4月
    • 送粉方法:風媒

    果実


    種子

    • 種類:球果
    • :直径8~10mmの球形で液果状
    • 成熟期:翌年または翌々年の10月頃。緑色→黒紫色。白いロウ質におおわれる
    • 果鱗(種鱗):肉質で完全に合着し、裂開しない(ビャクシン属)
    • 種子:長さ4~5mm。表面に樹脂のかたまりあり
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽


    葉痕


    用途

    • :芳香があり、以前は「和白檀(わびゃくだん)」といって、装飾用の柱や器具などに白檀(香木の一種)の代わりに用いた
    • 盆栽:杜松(としょう)
    • 果実:球果を乾燥させたものは生薬の「杜松子(としょうし)/杜松実(としょうじつ)」と呼び、利尿、尿道炎、リュウマチ、神経痛などに用いる

    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-49]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[67]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-644P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[82P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上23]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[‐]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ネズミサシ
    20231016_県立森林公園
    ネズミサシ
    20231016_県立森林公園
    ネズミサシ
    20231016_県立森林公園
  • サワラ

    基本情報

    • 学名:Chamaecyparis pisifera
    • 科名・属名:ヒノキ科ヒノキ属
    • 漢字名:椹

    名前の由来

    • ヒノキに比べ材が「さわらか(軽く粗い)」なので「さわら木」と呼んだ

    生育地

    • 日本固有種
    • 山地から亜高山帯の沢沿い

    樹形

    • 常緑高木
    • ヒノキに比べて枝がまばらで、樹冠が透けている

    樹皮

    • すこし灰色を帯びた赤褐色。薄く縦に裂けて剥がれ落ちる。スギに似ている

    • 葉序:十字対生
    • 葉形:長さ3mmほどの鱗片状(小さな鱗のように見えるのが1個の葉)、先端は針状にとがる
    • 葉質:ヒノキに比べてやや薄く、光沢もあまりない。裏面に白色のX字形に見える気孔帯あり

    • 花性: 雌雄同株/異花
    • 花序:枝先につく
      • 雄花:紫褐色の楕円形で、鱗片内に葯3個
      • 雌花:泥白色の球形で、鱗片内に胚珠2個
    • 花被:無花被花(花冠と萼なし)
    • 開花期:4月
    • 送粉方法:風媒

    果実


    種子

    • 種類:球果
    • :直径約7mmの球形
    • 成熟期:10月。果鱗が開いて種子を出す
    • 果鱗(種鱗):10~12個
    • 種子:長さ2~2.5mmの長楕円形で、両側に広い翼あり
    • 散布方法:風散布

    冬芽


    葉痕


    用途

    • :軽軟で強度的にはヒノキに劣るが、割裂性に優れ、建具や箱、漆器木地、また、耐水性に優れ、桶や樽材に用いた

    特記事項

    • ヒノキとの葉の違い

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-45]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[62]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-630P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[70P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上22]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[87P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    サワラ
    20240303_高山・市民の森
    サワラ
    20240303_高山・市民の森
    サワラ
    20240303_高山・市民の森
  • ヒノキ

    基本情報

    • 学名:Chamaecyparis obtusa
    • 科名・属名:ヒノキ科ヒノキ属
    • 漢字名:檜/桧

    名前の由来

    • 幹や枝がこすれるとすぐ火がつく説、
    • 火起こし道具の「火切り板」に多く用いたことから「火の木」から説など諸説あり

    生育地

    • 日本固有種
    • 山地

    樹形

    • 常緑高木

    樹皮

    • 赤褐色。縦に裂けて剥がれ落ちる、スギより粗いはがれ方

    • 葉序:十字対生
    • 葉形:長さ1~3mmの鱗片状(小さな鱗のように見えるのが1個の葉)、先端はとがらない
    • 葉質:表面は濃緑色で光沢あり、裏面は淡緑色で葉と葉が接触するところに白色のY字形に見える気孔帯あり

    • 花性: 雌雄同株/異花
    • 花序:枝先につく
      • 雄花:長さ2~3mmの楕円形で、赤みを帯びる。雄しべの先は広がり、その内側に葯がつく
      • 雌花:長さ3~5mmの球形
    • 花被:無花被花(花冠と萼なし)
    • 開花期:4月
    • 送粉方法:風媒

    果実


    種子

    • 種類:球果
    • :直径約1cmの球形
    • 成熟期:10~11月。赤褐色。果鱗が開いて種子を出す
    • 果鱗(種鱗):8~10個。先は厚く楯状に広がる
    • 種子:果鱗に2~4個ずつつく、長さ約3mmの卵状楕円形で、両側に広い翼あり
    • 散布方法:風散布

    冬芽


    葉痕


    用途

    • :緻密で狂いがなく、加工が容易で、光沢があり、香りがよいため、最も優れた建築材とされる。また、耐久性があり、世界最古(1300年以上前)の木造建築である法隆寺がヒノキでつくられていることは有名
    • 樹皮:スギの皮と同様、屋根を葺くのに用いられ、葺いた屋根を「檜皮葺(ひわだぶき)」という

    特記事項

    • スギに比べると成長は遅いが、乾燥地にも耐えるので、スギに次いで植林されている
    • サワラとの葉の違い
    白い気孔帯側面の葉の先端
    ヒノキY字形とがらず内曲
    サワラX字形とがって開出

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-40]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[57]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[3-626P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[68P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上22]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[86P]
    • 「読む」植物図鑑:[3-25, 28, 31, 34P]

    写真

    ヒノキ
    20221105_朝鮮岩
    ヒノキ
    20240303_高山・市民の森
    ヒノキ
    20240303_高山・市民の森
    ヒノキ
    20240303_高山・市民の森
  • ミツバアケビ

    基本情報

    • 学名:Akebia trifoliata
    • 科名・属名:アケビ科アケビ属
    • 漢字名:三葉木通/三葉通草

    名前の由来

    • 「ミツバ(三葉)」は、3出複葉
    • 「アケビ(木通)」は、アケビ名前の由来参照

    生育地

    • 山野

    樹形

    • 落葉つる性木本
    • 右巻き(ネジと同一方向として)

    樹皮

    • 灰黒褐色。円形の皮目あり

    • 葉序:長枝で互生、短枝で束生
    • 葉形:3出複葉。長さ7~25cm
    • 小葉形:卵形。長さ3~10cm(小葉柄0.5~5cm)
    • 小葉縁:波状の粗鋸歯
    • 小葉質:両面無毛

    • 花性: 雌雄同株/異花
    • 花序:葉腋から総状花序が垂れ下がり、濃紫色の花をつける。先端に雄花が数10個、基部側に雌花が1~3個
    • 花被:単花被花(花冠なし萼のみ)。萼片3個
      • 雄花:直径4~5mm。花柄長約3mm。雄しべ6個
      • 雌花:直径約1.5cm。花柄長2~4cm。円柱形の雌しべ3~6個
    • 開花期:4〜5月
    • 送粉方法:虫媒

    果実

    • 種類:漿果(液果)
    • :長さ約10cmの長楕円形
    • 成熟期:10月、紫色を帯び裂開する。果肉は白色
    • 食用:果肉は甘くて生食可。厚い果皮はほろ苦く、油炒めや肉詰めにされる

    種子

    • :多数
    • :いろいろ。長さ4~5mm
    • :黒褐色
    • 散布方法:動物(鳥や哺乳類)散布

    冬芽

    • 鱗芽
    • 長さ2~4mmの卵形。芽鱗は12~16個

    葉痕

    • :半円形
    • 維管束痕:多数

    用途


    特記事項


    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1157]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[654]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-152P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[143P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上66]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[233P]
    • 「読む」植物図鑑:[1-95P]

    写真

    ミツバアケビ
    20231016_県立森林公園
    ミツバアケビ
    20231016_県立森林公園
    ミツバアケビ
    20231016_県立森林公園
    ミツバアケビ
    20231016_県立森林公園
  • ツルグミ

    基本情報

    • 学名:Elaeagnus glabra
    • 科名・属名:グミ科グミ属
    • 漢字名:蔓茱萸

    名前の由来

    • 「ツル(蔓)」は、枝がつる状になる
    • 「グミ(茱萸)」は、アキグミ名前の由来参照

    生息地

    • 海岸や沿海地、丘陵などの林内や林縁、崖のふちなど

    樹形

    • つる性常緑低木
    • 直立せず、ほかの樹木などに寄りかかるようにして枝をのばす

    樹皮

    • 灰黒色。まるい皮目があり、縦に細長い浅い割れ目ができる

    • 側枝は枝の伸びる方向と逆の下向きにのび、他の樹木にひっかかって上にのびていく

    • 葉序:互生
    • 葉形:長楕円形、葉身長4~10cm
    • :全縁。少し波打つ
    • 葉質:革質でかたい。表面に若葉では銀色の鱗状毛あるが、成葉では落ちて光沢あり。裏面に赤褐色の鱗状毛が密生し、金色の光沢感あり
    • 葉柄:5~10mm

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:葉腋に淡褐色の花が数個垂れ下がる
    • 花被:単花被花(花冠なし萼のみ)。萼筒は細く長さ4~6mm、基部に向かってしだいに細くなる。萼片4個。萼筒と萼片の外面に赤褐色の鱗状毛が密生
    • 開花期:10~11月
    • 送粉方法:虫媒
    • におい:甘い芳香あり?

    果実

    • 種類:液果状の偽果
    • :長さ1.5cmほどの長楕円形。表面に赤褐色や白色の鱗片あり。先端に萼筒の上部が残る
    • 成熟期:4月、赤色
    • 食用:可、甘酸っぱく、タンニンによる渋味あり

    種子

    • :1個
    • :?
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 裸芽

    葉痕

    • :?
    • 維管束痕:1個?

    用途


    特記事項

    • <グミ属の特徴

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1857]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1788]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-580P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[321P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上168]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[187P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ツルグミ
    20231023_県立森林公園
    ツルグミ
    20231023_県立森林公園
    ツルグミ
    20231115_遊木の森
    ツルグミ
    20231115_遊木の森
    ツルグミ
    20231115_遊木の森
    ツルグミ
    20251029_寸又峡
    ツルグミ
    20251029_寸又峡
    ツルグミ
    20251029_寸又峡
    ツルグミ
    20251130_県立美術館
    ツルグミ
    20251207_朝鮮岩
  • ナワシログミ

    基本情報

    • 学名:Elaeagnus pungens
    • 科名・属名:グミ科グミ属
    • 漢字名:苗代茱萸

    名前の由来

    • 「ナワシロ(苗代)」は、稲作の苗代をつくるころに果実が熟す
    • 「グミ(茱萸)」は、アキグミ名前の由来参照

    生息地

    • 海岸や沿海地の林縁

    樹形

    • 常緑低木

    樹皮

    • 灰褐色。まるい小さな皮目が多く、古くなると縦に割れ目が入ってはがれ落ちる

    • 小枝はとげに変化しやすく、葉腋にも小さなとげがでる

    • 葉序:互生
    • 葉形:長楕円形、葉身長5~9cm
    • :全縁。裏面にそり返り、細かく波打つ
    • 葉質:革質でかたい。表面に若葉では銀色の鱗状毛あるが、成葉では落ちて光沢あり。裏面に銀色の鱗状毛が密生、褐色の鱗状毛が点在
    • 葉柄:5~10mm

    • 花性:雌雄同株/同花
    • 花序:葉腋に淡黄褐色の花が数個つく
    • 花被:単花被花(花冠なし萼のみ)。萼筒は長さ6~7mm、4個の稜あり、基部でくびれて子房につながる。萼片4個、卵状三角形。萼筒と萼片の外面に銀色の鱗状毛が密生し、褐色の鱗状毛がまじる
    • 開花期:10~11月
    • 送粉方法:虫媒
    • におい:甘い芳香あり?

    果実

    • 種類:液果状の偽果
    • :長さ1.5cmほどの長楕円形。表面に赤褐色や白色の鱗片あり。先端に萼筒の上部が残る
    • 成熟期:5~6月/4~5月?、赤色
    • 食用:可、甘酸っぱく、タンニンによる渋味あり

    種子

    • :1個
    • :?
    • 散布方法:動物(鳥)散布

    冬芽

    • 裸芽
    • 3個の幼葉が向かいあってつき、褐色の鱗状毛におおわれる

    葉痕

    • :平たい円形
    • 維管束痕:1個

    用途


    特記事項

    • <グミ属の特徴

    参考

    • スタンダード版 APG牧野植物図:[1-1856]
    • 新牧野日本植物圖鑑:[1787]
    • 山渓ハンディ図鑑 樹に咲く花:[2-574P]
    • 山渓ハンディ図鑑 増補改訂 樹木の葉:[323P]
    • “しゅんさん”の観察した静岡県の樹木:[上168]
    • 観察と発見シリーズ 樹木博士入門:[187P]
    • 「読む」植物図鑑:[‐]

    写真

    ナワシログミ
    20230626_富士山こどもの国
    ナワシログミ
    20230626_富士山こどもの国