【注意】備忘録。内容に誤りがある可能性あり。

投稿者: kona

  • キャラボク Taxus cuspidata var. nana

    イチイ科イチイ属
    漢字:伽羅木
    名前の由来:
    材がキャラ(伽羅)に似た香りをもっている。
    キャラ(伽羅)は、香木の中でも特に上質なもの。
    樹形:常緑低木
    花:雌雄異株
    花期:3~5月
    種子:核果状
    種期:9~10月
    備考:
    イチイの変種。
    種子やイチイとの違いは、イチイの備考参照。

    キャラボク
    20220801_県立美術館
    キャラボク
    20220801_県立美術館
  • キミズ Pellionia scabra

    イラクサ科サンショウソウ属
    漢字:木みず
    名前の由来:
    ウワバミソウ(別名:ミズ)に似て、茎の下部が木質化している。
    葉:互生
    花:雌雄同株
    花期:4~5月
    果実:瘦果、褐色、小凸点あり
    習性:多年草
    備考:林内の陰湿地に生える。

    キミズ
    20221127_朝鮮岩
    キミズ
    20221127_朝鮮岩
    キミズ
    20221127_朝鮮岩
  • キブシ Stachyurus praecox

    キブシ科キブシ属
    漢字:木五倍子
    名前の由来:果実にタンニンが多く、お歯黒の媒染剤、染料に用いた五倍子(フシ)の代用にした(ヌルデの備考参照)。
    樹形:落葉小高木
    葉:互生
    花:雌雄異株、穂状花序(下垂)、雄花 淡黄色 15~20cm 雌花 淡黄緑色 3~9cm
    花期:3~4月
    果実:かたく乾いた液果、黄褐色
    果期:9~10月
    備考:
    枝の白い髄が太く、この髄を突き出して、髄の抜けた枝を空気鉄砲の銃身や吹矢の筒にしたりして遊んだ、また、灯芯(とうしん:ランプなどの芯で、灯油にひたして火をともす)に用いた。
    葉や小枝を乾燥させたものを生薬の「通条樹(つうじょうじゅ)」と呼び、むくみや腎臓不調などの利尿に用いた。

    キブシ
    20220508_高山・市民の森
    キブシ
    20220613_高山・市民の森
    キブシ
    20220613_高山・市民の森
    キブシ
    20220613_高山・市民の森
    キブシ
    20220613_高山・市民の森
    キブシ
    20220613_高山・市民の森
    キブシ
    20230502_高山・市民の森
    キブシ
    20230502_高山・市民の森
    キブシ
    20230702_高山・市民の森
    キブシ
    20230702_高山・市民の森
    キブシ
    20230702_高山・市民の森
    キブシ
    20231001_高山・市民の森
    キブシ
    20231001_高山・市民の森
    キブシ
    20231001_高山・市民の森
    キブシ
    20231001_高山・市民の森
    キブシ
    20240303_高山・市民の森
    キブシ
    20240303_高山・市民の森
    キブシ
    20240331_高山・市民の森
    キブシ
    20240331_高山・市民の森
    キブシ
    20240331_高山・市民の森
    キブシ
    20240428_高山・市民の森
    キブシ
    20240428_高山・市民の森
    キブシ
    20240428_高山・市民の森
    キブシ
    20250309_高山・市民の森
    キブシ
    20250309_高山・市民の森
    キブシ
    20250309_高山・市民の森
    キブシ
    20250323_朝鮮岩
    キブシ
    20250323_朝鮮岩
    キブシ
    20250323_朝鮮岩
    キブシ
    20250412_高山・市民の森
    キブシ
    20250412_高山・市民の森
    キブシ
    20250412_高山・市民の森
  • キバナアキギリ Salvia nipponica

    シソ科アキギリ属
    漢字:黄花秋桐
    名前の由来:
    花の色が黄色の「アキギリ(秋桐)」。
    「アキギリ(秋桐)」は、アキギリの名前の由来参照。
    葉:対生
    花:唇形花、黄色
    花期:8~10月
    習性:多年草

    キバナアキギリ
    20240918_箱根湿生花園
    キバナアキギリ
    20240918_箱根湿生花園
  • キハダ Phellodendron amurense

    ミカン科キハダ属
    漢字:黄檗
    名前の由来:内樹皮が黄色い。
    樹形:落葉高木
    葉:対生、奇数羽状複葉
    花:雌雄異株、円錐花序、黄緑色
    花期:5~7月
    果実:核果、緑色→黄色→黒色、強い臭気あり
    果期:9~10月
    備考:
    「葉柄内芽」で、葉がある時期は芽が見えない。
    主軸の先端の頂芽が夏ごろに脱落し、翌年には側芽が主軸のように伸長する「仮軸分岐」。
    樹皮はコルク層がよく発達し、触れると弾力があり暖かく感じる。
    内樹皮は鮮黄色で、非常に苦く、殺菌(抗菌)作用あり。乾燥させたものは生薬「黄柏/黄檗(おうばく)」で胃腸薬とする。
    材は木目が美しく光沢があり、加工しやすいため、家具材や床の間材、丸盆や鉢、菓子器等に用いた。

    キハダ
    20220613_高山・市民の森
    キハダ
    20220613_高山・市民の森
    キハダ
    20240428_高山・市民の森
    キハダ
    20240428_高山・市民の森
    キハダ
    20240428_高山・市民の森
    キハダ
    20240428_高山・市民の森
    キハダ
    20240512_高山・市民の森
    キハダ
    20240512_高山・市民の森
    キハダ
    20240512_高山・市民の森
    キハダ
    20240614_高山・市民の森
    キハダ
    20240614_高山・市民の森
    キハダ
    20240614_高山・市民の森
    キハダ
    20250412_高山・市民の森
    キハダ
    20250412_高山・市民の森
  • キツリフネ Impatiens noli-tangere

    ツリフネソウ科ツリフネソウ属
    漢字:黄釣舟
    名前の由来:
    花の色が黄色の「ツリフネ(釣舟)」。
    「ツリフネ(釣舟)」は、ツリフネソウに似る。ツリフネソウの名前の由来参照。
    葉:互生
    花:淡黄色
    花期:6~9月
    果実:蒴果
    習性:1年草
    備考:ツリフネソウの備考参照。

    キツリフネ
    20240911_箱根湿生花園
    キツリフネ
    20240911_箱根湿生花園
    キツリフネ
    20240911_箱根湿生花園
  • キツネノマゴ Justicia procumbens

    キツネノマゴ科キツネノマゴ属
    漢字:狐の孫
    名前の由来:
    「キツネ(狐)」は、果実のついた穂を狐の尾に見たて、「マゴ(孫)」は、花が小さくかわいい説、
    花がママコナ(ハマウツボ科)に似て、全体が毛深く小さいことからキツネノママコの名が生じ、それがつまった説など諸説あり。
    葉:対生
    花:穂状花序、唇形花、淡紅紫色
    花期:8~10月
    果実:蒴果、熟すと2裂し4個の種子を出す
    習性:1年草

    キツネノマゴ
    20240904_遊木の森
    キツネノマゴ
    20240904_遊木の森
    キツネノマゴ
    20241015_遊木の森
  • キツネノボタン Ranunculus silerifolius

    キンポウゲ科キンポウゲ属
    漢字:狐の牡丹
    名前の由来:
    「キツネ(狐)」は、有毒である説、
    キツネが棲むような野原に生える説など諸説あり。
    「ボタン(牡丹)」は、葉の形がボタンの葉に似ている。
    葉:互生、根生葉は3出複葉
    花:黄色
    花期:4~7月
    果実:瘦果が集まった集合果
    習性:多年草(越年草の記述もあり)
    備考:
    有毒植物。
    花弁に光沢あり。

    キツネノボタン
    20240410_吉田川
    キツネノボタン
    20240410_吉田川
    キツネノボタン
    20240410_吉田川
  • キヅタ Hedera rhombea

    ウコギ科キヅタ属
    漢字:木蔦
    別名:フユヅタ(冬蔦)
    名前の由来:
    ブドウ科のツタに似て木質。
    「フユヅタ(冬蔦)」は、 冬も葉が緑(落葉性のツタをナツヅタというのに対応)。
    樹形:蔓性常緑低木
    葉:互生
    花:両性花、散形花序、黄緑色
    花期:10~12月
    果実:液果、赤紫褐色→紫黒色
    果期:翌年の5~6月
    備考:
    茎から多数の気根(付着根)を出して、岩や木に張りついて伸びる。
    葉形は若枝では3~5裂するものあり、成長すると卵~菱形になる。

    キヅタ
    20240303_高山・市民の森
    キヅタ
    20240303_高山・市民の森
    キヅタ
    20240303_高山・市民の森
    キヅタ
    20241015_遊木の森
    キヅタ
    20241015_遊木の森
    キヅタ
    20241015_遊木の森
    キヅタ
    20250404_県立美術館
    キヅタ
    20250404_県立美術館
    キヅタ
    20250404_県立美術館
    キヅタ
    20250404_県立美術館
  • キッコウハグマ Ainsliaea apiculata

    キク科モミジハグマ属
    漢字:亀甲白熊
    名前の由来:
    「キッコウ(亀甲)」は、地面に接してつく五角形の葉の形が亀の甲に似ている。
    「ハグマ(白熊)」は、白い花を、白熊(ヤクの尻尾の白い毛で作った飾り)にたとえた。
    葉:茎の下部で接して互生
    花:3個の筒状花の集まった頭状花序、白色
    花期:9~10月
    果実、瘦果、茶褐色の羽毛状の冠毛あり
    習性:多年草
    備考:閉鎖花を結ぶことが多い。

    キッコウハグマ
    20231112_高山・市民の森
    キッコウハグマ
    20231112_高山・市民の森
    キッコウハグマ
    20241108_高山・市民の森
    キッコウハグマ
    20241108_高山・市民の森
    キッコウハグマ
    20241108_高山・市民の森